井上陽水の曲に、「最後のニュース」というのがある。好きな曲の一つだ。
最近の陽水は、この中の一節を歌詞を変えて歌っているという。
地球上の酸素、窒素、フロンガスは
森の花の園にどんな風を送ってるの
今は「フロンガス」を「二酸化炭素」と歌っているそうだ。
いや、そこまで。時代に媚びなくても。と、思うが。
最近の陽水は、この中の一節を歌詞を変えて歌っているという。
地球上の酸素、窒素、フロンガスは
森の花の園にどんな風を送ってるの
今は「フロンガス」を「二酸化炭素」と歌っているそうだ。
いや、そこまで。時代に媚びなくても。と、思うが。
1980年代には、フロンガスの方が重大問題だった。その事を思い出すよ。
さらに驚いたことには、ゆうべCOVERSでOAUが陽水の「最後のニュース」をカバーしたんだが。「二酸化炭素」が「コビット・ナインティーン」に進化していた。
おいおい、陽水が許可したのか。彼がやってるのか?
時代に媚びすぎだろ。
原曲で充分、説得力があるのに。考えすぎだよ。
それにコビットは、空気を構成する気体ですらない。
それとも「皮肉」か。皮肉や遊びなら、それもいいだろ。しかし、そんなことで真剣になるなら、もはや「プロテスト・ソング」の領域だぜ。
陽水ともあろうお方が。自分の作品に。オリジナルに、そんなに自信が無いのか。 おかしいなあ。
フロンまでは、それでも科学の領域だった。シーオーツーに関する地球温暖化論は科学ですらない。コビットは、少なくとも日本では「お祭り」をやっているに過ぎない。
OAUとやらいうグループの「最後のニュース」を聞いて思った。あの曲は、陽水以外に誰も歌えない。そういう曲だった。いくら声を張り上げようとも、無駄というものさ。