松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

俺の「リキノスケ」は、副題が「サキホコレ」

2020-11-18 11:27:58 | 日記・エッセイ・コラム
 秋田県期待の新品種である秋系821の名前が決まった。

 サキホコレ? 「花咲じいさん」かっ、 お前はっ!


 まあいいさ、オレの中では「リキノスケ」だからな。セカンドネームとして、認めてやる。


 この名前が変だと思う点は、矢印の向きにある。外に向いてない。世間に向かないで、内に向いている点だ。秋田県の期待が、コメそのものに向いている。


 頑張れ!秋系821。そう聞こえる。


 その不自然さが、新しい。という人も居る。


 最近のコメは、粒が小さい。と思うのは、オレが大きくなったからだろうか。過去一番美味かったコメは、長男の友達のお爺さんが金足岩瀬で作ったコメだった。粒が大きかった。米を食ってる、という感じがした。茶碗に盛った重量からして違った。


 秋系821は、粒が大きいそうだ。まだ食ってないから、何とも言えん。きのう発表の場に居たら、おにぎりが食えた。そのために行くほど、暇じゃない。


 地理的に秋田が北にあるということは、何でも甘くなるということだ。これは南の地方より有利に働く。北限のお茶。北限の桃。北限のいちじく。北限のトラフグ? この地で栽培できるものは、必ず寒さで甘くなる。コメも一緒だろう。だからだろう、山間地のコメが美味いのは。


 うまいものを食っている自覚が無い。それが秋田県民だと思う。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする