松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

マンガで納得、日本人の宗教観。

2020-11-11 10:04:18 | 日記・エッセイ・コラム
 日本人の宗教観を、外人に説明するのは難しい。
 まず正月から行こうか。ほとんどの人は「初詣」をしに神社へ行く。神道じゃない人も積極的にお参りする。この神様は、得意分野があって、子宝から各種商売にいたるまで様々だ。お寺であっても、人気のスポットはある。


 春分、秋分、盆には、墓参りをする。大概の人は自分の先祖の墓を持っている。したがって、葬式は仏式が多い。

 6月はジューンブライド。三々九度の仏式の人と、チャペルの人に分かれる。

 11月15日に子供の七五三を祝う人もいるだろう。
 12月25日生まれの人は、ケーキを1回、食べ損なう。甥っ子もそうだ。積年の恨みがたまって、今でも甘いものに目が無い人もいる。


 日本人は自然のあらゆるものに敬意を払い、山や石や木に精霊が住むと考え、信仰してきた。そこに仏教が伝来しても、考え方は変わらなかった。仏陀も、その一つとなった。


 中国や韓国は、日本が大陸伝来の仏像を崇拝するのを見て、優越感に浸ったことだろう。すべては、我々から学んだもので、我々がエライのだ。と、言う風に。
 しかし仏師は、それを模倣しながらも、独自の感性を磨き、仏像を大陸以上の芸術へと到達させた。
 そしてそれを破壊も投棄もせず、今日まで伝えた。


 な~んて言うより、このスイスの山奥に住むという、ケイコモエナさんのマンガで見たら、納得ですよ。

 これが世界に伝わったら、平和になると考えるオレは、甘いのかねえ。

「日本の宗教観」について外国人に話したら、めちゃくちゃ感心された話
コメント
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