松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

どんぐりの木の紅葉

2020-11-13 09:52:25 | 日記・エッセイ・コラム
 きのうの会話を思い出している。コビット流行の中での、カフェの会話は、どうなるのか。彼の様子を見ながら、模索した。


 彼は飲み物にココアを注文した。驚いた。彼も健康には人一倍気を遣っている。ただココアは熱い。


 まず彼が、マスクを外した。猫舌ではないらしい。オレは表面のクリームの下からココアを飲んだが、熱くて無理だった。


 一旦は、またマスクをして話を始めたが、どうもしっくり来ない。優しい語り口とBGMのせいで、何度も聞き返した。その時は、どうしても首が前に行く。



 恋人同士のように、並んで座ってもいいが、表情が読み取れない、という事もある。


 帰る段になって、おもむろにマスクを掛ける。ほとんど意味ない。会計のエチケットぐらいの意味しか無い。外へ出たら、マスクは要らんだろう。



 なんか。無駄なことを、やっている、気がする。
コメント (2)
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