この命題はいつも心の中にあった。風邪やインフルのウイルスが、一気に暴露したら、病気をもらうに決まってる。しかし1個じゃ、風邪引かないだろう。一体、何個もらえば、風邪になるんだ。
このことに回答を与えてくれたのが、京都大学の宮沢准教授だ。この方、なんでこの写真を使うことになったのか。満面の笑みだ。お笑いの彼氏に似ていて、すごく親近感が沸く。「誰がソラマメだよ」「欧米か」とツッコミを入れられる相方のほう。これを報道用に採用した日刊ゲンダイの確信犯ぶりがいいね。
准教授が考える日本のなぜ?を解くカギは「感染成立ウイルス量」と「自然免疫」だという。少量のウイルスが入った場合、局所で増殖が鎮圧されれば「感染はしなかった」ということになる。抗体も誘導されない。しかし実はこの時でも、生体は免疫反応を起こしている。それが自然免疫である。
自然免疫は、さまざまな病原体を「パターン認識」して、抗ウイルス物質を誘導して、生体を抗ウイルス状態に導く。抗ウイルス状態は、ウイルスが体から完全に居なくなってもしばらく続く。
さらにコロナ蔓延状態では、感染に必要なウイルス量の閾値も上がる可能性があるそうだ。周りがコロナ状態だと、自然と堤防が高くなる可能性があるそうだ。
い~い、仮説じゃ、ないですか。振り返るとすでに1月にはボクらは、公衆の面前ではマスクを付けていた。つまりすき間だらけのマスクでも、自然免疫を助けていたということも考えられる。
ウイルスは、少しづつ吸っても心配ない。そう思う。誰かがくしゃみか咳をしたら、ごくんと水を飲む。これで、いいんじゃない?
日本はコロナ後の世界で、トップを独走できるのに、もったいないこった。
何も座席を空席にする必要はない。水を持って歩けばいいんだよ。これで飲み屋も繁盛、野球も応援団がいなくちゃね。
このままでも、オレは構わない。オレにはGDPより「国民総幸福量」の方が大事だと思うから。
「K値」が示す驚愕事実と日本が感染爆発を起こさない新たな仮説 京大ウイルス・再生医科学研 准教授が語る(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース