聞いだスか。コロナとBCG接種の関係。我々は肺結核に免疫を持っているおかげで、感染が少数で持っている。という仮説を東北大学大学院医学系研究科教授の大隅典子先生が書いている。
この図を見たら一目瞭然ですわ。
ベージュがBCGの予防プログラムが実施されている国。アジアを含む広い地域です。青が現在は中止したか推奨されていない国。オレンジの北米は、元々やってない国。
見事に合致していると思いませんか。隣国同士でスペインはBCGの無い国。ポルトガルは実施している国。一桁以上感染者数が違う。旧東ドイツはソビエト型のワクチン。西ドイツは西ヨーロッパ型のワクチン。患者は圧倒的に西ドイツが多い。イラクは日本型で、イランは独自のワクチン。二桁違う。
それだけではない。日本の感染者1349人のうち、日本人は934名で外国人が415名。人口構成から見て、外国人の方が圧倒的に感染しやすい。
日本では1951年にBCGワクチンの接種が開始された。つまり今、69歳になる人までだ。70歳以上というのは、そういう意味だったのですね。
これは重要な意味を持っている。日本では70歳以下の感染者は、あのツベルクリンで赤い斑点が1cmにならなかった人たちの可能性がある。そういう国から移住することになった人たちだ。そういう人たちは用心した方がいい。
同時に、今までの対策は何だったのか、ということになる。国を挙げて自粛した結果が、日本人の心と経済にどれだけ損失を与えたか。
もっともこれは完全なる結果論ですがね。もしこの仮説が正しいとして。
少なくとも私は、気分的に随分楽になりましたわ。スレスレ1年か2年の生まれ年の違いでね。次は免疫のある我々が感染するのかどうか。人にうつす可能性があるのかどうか。あるんだろうね。やっぱり、おとなしくしていた方がいいかな。