松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

クロマンタのピラミッドパワー

2020-03-08 16:06:21 | 日記・エッセイ・コラム

 ムー正月号に、我らが黒又山が載っていた。世界のパワースポットを紹介する第1回がクロマンタだったので、びっくりした。それほど「おすすめ」なのか。


 なんでもこの方によれば、東北圏内では別格の存在、とある。さいざんしたか。これはもう一度、行ってみないと。


 今年は雪も少ないし、チャンスをうかがっていた。朝8時に出て、着いたのが10時半。登り始めたが、足がクロマンタのパワーに引っ張られて、ちっとも進まない。身体がとても重い。ちー、運動不足だ。こんなことで、山のせいにしたら、天罰が下る。


 この山は、杉が林立している割に、明るい。南側の斜面は、杉でなく広葉樹の若いのが多い。だから太陽が燦燦と入って来る。晴れた日は見通しがいいから、クマが居てもすぐ分かる。かも知れない。


 へこんだ参道には、緑色の石がゴロゴロしている。多分、緑色凝灰岩だ。グリーンタフともいう。

 縄文人は、この石をテラス状に組んで、太陽を拝み、頂上で祭祀を行ったのだろう。


 この山からパワーをもらうには、頂上で30分以上いるべきだそうだ。心臓を休める意味で、大分うろうろしたが、30分は居なかったかも知れない。それよりこの本によれば、神社の社殿より上に行った周辺がいいという。えっ、社殿の上ったら、空だよ。屋根の上にあがれってか。まさかね。この文章の意味が良く分からない。屋根のてっぺんは、宇宙に繋がっているかも知れないが。そんなバチ当たりな。物理的にも、無理。ハシゴが必要。


 下りは、落ち葉が滑って怖かった。それと後ろから誰かついてくるようで、再三振り返った。縄文の巫女さんかも知れない。ふもとに着く前に、気配は消えた。


 途中、つまづいて、ソールが剥がれてしまった。まったく、こんな時に・・。 だからまだたっぷり時間があったのだが、寄り道しないで帰って来た。
 ご利益があったのかどうか。さっぱり分からない。今のところ・・。

コメント
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