久しぶりに新しい地熱発電所が稼働を開始した。
秋田県湯沢市の山葵沢(わらびさわ)地熱発電所という。
フー、この漢字、当用漢字にないゾ。普通ワラビ言うたら蕨だね。このいわれも気になるが、先行こう。
この辺りは小安峡大噴湯で知られる熱水地帯だ。山葵沢の1本隣の沢が湯滝のある河原毛地獄だ。有毒ガスで死者が出た泥湯温泉が下にある。
人に優しいと言った手前、弁護しておくが、泥湯の事故は真冬の雪の中、くぼみに溜まったガスを吸い込んで温泉客が中毒死したものだ。地元の人間なら危ない事を知っているだろう。
小安峡大噴湯(おやすきょう・だいふんとう)は珍しいもの好きなオレは良く行く。豪快な音を立てて、岩のすき間から真横に噴き出す蒸気は圧巻だ。うるさくて会話が出来ない。この前貧血の時、帰って来れないかと思った。ずっと渓谷の下にある。そんなことはいいのだ。
あそこに行って、体がざわざわするが、それは恐怖からではない。安全なことは誰でも知っている。ずーっと昔から、噴出し続けている。
その蒸気を使った発電所だから、今のところ環境に最も優しい発電の仕方だと思っている。
温泉の蒸気だから配管は錆びやすいだろう。しかし液体ナトリウムほどではない。このシステムがなかなか実現しないのは、地元の人たちが枯渇を心配するからだ。隣りの沢の温泉が出なくなったら、旅館は営業出来ない。
それは実績で証明するほかない。
これは地球の大いなる恵みだから、うんと利用した方がいい。
関係ないが今朝、朝飯は自分で漬けたワラビで食べた。自家製は安心だ。
ps. 訂正。わらびじゃなくて、わさびなようです。
ニュースで、そう聞こえたんだがなあ・・。
そらみみ?
うちの近所に榴岡(つつじがおか)公園ってのがあります。榴(ざくろ)という字を、仙台では強引に「つつじ」と読んでます。なんでか知らんけど。
お!うちらのお仲間だ~と思って喜んだんだけどなあ。
いい友達を持って、良かった。
また頼む、ボケて来たから。