続く時は続くもんです。一度洗った白いワイシャツをまた着て、秋田まで出掛けました。
行ってから神道だったことを思い出しました。
玉串を丁寧に参列者全員が奉納します。奉奠ですか。100人からの人が順番に回ります。
故人は詩吟をたしなんでいて、仲間が10人参列していました。全員で前に出て、祭壇の前で詩を吟じます。けむりのようにはかない或いは夢のようなというフレーズを覚えています。あれは故人を送る方法としては、かなり粋な計らいだと思いました。私にはあっという間に終わったように感じました。もう1曲聞きたかったほどです。
年上の女性に囲まれて、しばらく居心地が悪く落ち着きませんでした。しかし神主にお祓いをして頂き、その上詩吟の合唱まで聞かせてもらったので、とても呼吸が楽になりました。お寺より神様の方が、私には有り難いのかも知れません。