普段は見ないさんま御殿を、昨日は笑いたいためだけの目的で見た。意外と面白かった。今、笑う練習をしている。
滝沢カレンの馬鹿さ加減が東大組の齋藤孝先生のドツボにはまり、個人的に大ウケだった。言葉の間違ったチョイスが感覚的に素晴らしいらしい。
北風の話の時、バカ組の誰かがなんで風の方向が分かるのと言うので、東大組が太陽によって自分の影が出来るから、影のできる方向だと教えた。りゅーちぇるは、太陽がランダムに毎日違う所にあると解釈しているようだ。それも素晴らしい感覚だ。彼は太陽が西から昇っても、ふーんと言って終わるだろう。
このやりとりを聞いていて、若い子にはそういう人間もいるんだと思った。つまり自分の家から出る時、北風だから冷たい風だなあとか、きょうは南風で暖かいとか、全く考えられない人間だ。まあ確かに自分が若い頃に、そういう事を気にしていたかどうかは別にして、家の前の道は東西に走っているか南北に走っているかぐらいは知っていたはずだ。
りゅーちぇるにとって外は、自分と世界を隔てる境界ぐらいの意味しかないのだろう。