松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

雪を見たくなって、五城目の奥へ。

2015-04-03 10:02:38 | 日記・エッセイ・コラム

 大島優子が目標とする男優は、笑福亭鶴瓶らしい。鶴瓶は「才色兼備だから」と言う。だれも突っこめなかった。あれを男前と判断できる人間もいるだろうからね。それより驚いたのは、自分はお客さんを「楽しませられるような」人間になりたいと言ったことだ。ラ行を正確に使った。びっくりした。並みのタレントなら、「楽しませれる」か「れれれ」でつまづくのがオチだ。いったいどこで覚えたんだろう。

 

 日本中、桜の話題で持ち切りなので、逆に雪が見たくなった。かなり屈折した性格なのは認める。五城目町は奥が深い。町から十数キロ行くと、保呂瀬トンネルがある。そこから残雪が両側に出現して。集落が恋地、杉沢、落合と離れて現れる。

 清流・馬場目川を遡って、蛇喰に着く。名前がいいね。恋地もそうだけど、「じゃばみ」。「へびくい」じゃありません。ここにあるのが「盆城庵」。

 となりの農家レストランもまだ開店していません。

 ここら辺はまだ田んぼに雪が残っています。

 「箱そり」は、使ったことある人は少ないでしょう。

 このまた先の「北の又集落」は茅葺き民家が集中し、その中に「釣りキチ三平の家」があります。撮影で使った場所です。管理人さんは、多分まだ常駐していないだろうと思い、引きかえしました。あの方は、地元の方でなく、ここら辺の方なようです。囲炉裏でポーズを取っているところをシャッター押してくれたり、全国から見学に見えると教えてくれます。まったく人気(ひとけ)のない道路を戻ろうとすると、狭い道をピッカピカのハイブリッドカーが、無理やりすれ違っていきました。あれで山菜取りはないだろうが、一体誰だろう。オレと同じ、物好きか。

コメント
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