松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ケチな嫁が、ダイソンを買った。

2015-04-10 17:35:19 | 日記・エッセイ・コラム

 「春に3日の晴れなし」と天気キャスターが言っていたが、残念なことに秋田は4日目になる。夕方までずっと日が差していた。こちらは意外と春は天気がいい。ただし今年の春は早いんですがね。

 

 特売日をねらって買い物をする嫁が、ついにダイソンの掃除機を買った。「いつかは、ダイソン」と繰り返しながら、梱包を解いている。どっかで聞いたセリフだ。「いつかはクラウン」。車に乗るなら、いつかはクラウン。そういう時代もあった。欲しかったんだろう、ずっとダイソンが。毎日使うものは、いいものを買った方がいい。炊飯器についても言えると思う。毎日、口に入るんだから、いいものを買った方がいい。毎日剃るヒゲにはブラウンがいい。国産で性能のいいのはある。剃り味も大事だが、ブラウンで剃ると「仕事をした感」がある。重厚な音が、それを感じさせるのだと思う。

 さっそく使っている。音はキンキンする高音域があまり出ていないようだ。思ったより吸い込み口の幅が狭い。決して高級感はない。しかし仕事量は違う。それが透明なボックスから見える。この「取れた感」がいいのだろう。ゴミを見て、満足している。不思議な光景だ。ホコリが出ないから窓を開ける必要はないと言っている。かえって窓を開けると、外のゴミを吸い込むそうだ。ついでに地球を掃除したら?。気のせいか、室内の香りが良くなったと言う。相当気に入っているようだ。

 大きいゴミを濾して、小さいゴミを吐き出す、従来のフィルター方式からすると、この遠心力を利用した方式は画期的な進歩だと思う。それでも形だけは変わらない。長ったらしい蛇腹ホースが時には邪魔をする。充電式の小型のもあるが、どうして一人部屋用の、隅の綿ぼこりを取ってくれる、しかも置き場所に困らない超小型掃除機が出現しないんだろう。ゴミは中央から部屋の隅に溜まる傾向がある。これも、部屋ごと吸い込んだら、取れるのだろうか。

コメント
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