花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

イボクサ、トキンソウ

2013年10月12日 | 花の丘公園
まだ花をつけていない葉を見たときにはこんなに広がって一体どんな花が咲くのだろう
と気になっていました。「なあんだ イボクサだったのか」  ツユクサ科 イボクサ属
右下の黄色い花はあのヒレタゴボウ おしとやかに見えました。


あぜ道といっても水田の中に少し入ったところです。稲は刈られて水田雑草だけの世界









青く見えるのが3本の雄しべ  3つのうす紫も仮雄しべだそうです。



ひゃっ! お久しぶりに気になっていたトキンソウに会ってきました。キク科トキンソウ属
3年前に一度見てそれっきり  イボクサに夢中になっているときに草陰にありました。
確かこのあたりにあったはずとここを通るたびに思ってはいたものの目に入らずじまいでした。
草をかきわけてやっと見ることができるトキンソウでした!






中央に両性花 その周囲に雌花
つぼみの頃の両性花の赤茶色 雄しべの黄色がきれいだと見てきました。
時折雲がかかる日でしたので思うように撮れなかったです。晴れた日にもう一度撮りたい!
熟した種をつぶすと手が黄色くなるので「金を吐き出す草」の 吐金草




イヌショウマなど

2013年10月11日 | 花の丘公園
木漏れ日が少し当たる程度の薄暗い斜面に咲いていた花たち
イヌショウマは大分咲きあがっていました。






果実がついているのもあります


ハシカグサ 今まで見てきた中で一番花数が多いと思いました。




ツリガネニンジン








明るい場所へ出てみたらシロヨメナ?
シラヤマギクと教えていただきました。特徴は茎にほとんど葉が付いていないこと
ありがとうございました。シラヤマギクは大好きな野菊!一株しかなかったのですが
次の機会が訪れたら見続けていきたいです! シロヨメナと同じのシオン属


太陽からの光が乏しい場所での撮影ってボケたようになってうまくいかない
偉大な太陽の力  お日様に感謝の気持ちをしみじみ感じた一日でした。

ダンドボロギク

2013年10月10日 | 花の丘公園
もっと開くのかと待ってもこのままのダンドボロギク  漢字では 段戸襤褸菊
愛知県段戸山で発見され名付けられたそうです。地味系の花の代表みたいな感じです!
今までこの花を ダンドロボロギク と覚えていました。






花そのものより後のほうがよく目立って!



にぎにぎしく埋め尽くしていたのは赤いソバの花
気温が下がるにつれて赤味を増してくる高嶺ルビーと呼ばれている品種だと思います。
鑑賞には勿論お蕎麦にして味もいいとのことです。








ヤハズソウ

2013年10月09日 | 花の丘公園
畦道からそれて空き地では!ヤハズソウがかたまっていました。マメ科ハギ属

葉っぱをちぎってみようかな

葉脈に沿ってきれいにちぎれます!
この形が弓矢の末端の「矢筈」のように見えるから矢筈草となった



ヤハズソウ以外頭になかったのですが「マルバヤハズソウ」というのがあると聞いたので
茎の部分の毛の生え方をよく見ることに! 上に向かって生えていました。
こうなるとこれはマルバヤハズソウということになるのですが・・・同定には自信がない
マルバヤハズソウの特徴はほかに枝の先端の葉がややこみ合っている
ヤハズソウと比べて葉が多少丸い 旗弁の文様がはっきりしているなど




これは橋の欄干の下に生えていたマルバヤハズソウ
日当たりのよい日に撮ったのでよく咲いていました。





比べるためにヤハズソウも見ておきたいと思って♪

「マルバ」に比べて葉の先端の込み合い方は少なく見えます。

ボケていて分かりにくいのですが茎の毛は上から下に向かって生えていました。


ヤハズソウのお陰で大・大ヒット!!!
そばにクルマバヒメハギがいくつもあったのです!いつものすみかから少し離れている場所
コンクリの階段のそばで草刈りの影響が少ないところでした。
そっとしておいてあげれば上のほうでよく分岐して花もたくさんつけることができるのです。






花の形をよく見るために切り取っておきます。


畦道で2

2013年10月08日 | 花の丘公園
初めてオナモミ?を見ました。  
キク科オナモミ属 雌雄異花 上のほうに雄花下に雌花が咲く
調べてみても果たして「オナモミ」なのか「オオオナモミ」なのか分からない
オナモミは近年ほとんど見られなくなっていると載っていました。
果実(果苞)のトゲのつきかたで区別するみたいです。とはいっても素人には難しい
オオオナモミの茎は紫色を帯びることが多いそうなのでオオオナモミかもしれないです。


このあたりで見ることのできるコメナモミはまだ幼い状態だったので
オオオナモミって早くに花を咲かせるのだと思いました。


ひっつき虫の若い果実ができつつありました。

後日行ってみたところ花は終わり果実が大きくなっていました。



秋の日のキンエノコロといいたいのに太陽は真夏と同じ照り方でこの日はムシムシです。


コセンダングサに止まってくれた蝶々  モンキチョウかな♪

畦道で

2013年10月06日 | 花の丘公園
もう消えちゃったのかと思っていたフタバムグラがまだ健在でした!アカネ科フタバムグラ属
ちっちゃな花を咲かせて生きのびていたのでうれしかった♪
フタバムグラを初めて見てそのときに調べて名前を知ったのが2010年 以来3年ぶりです。
当時の勢いには欠けるもののともかくも姿を見て安堵してきました。





つぼみの頃はうす紅つけて愛らしい


果実もできています。


近寄って大きく撮るのは大変 切り取りました。


ヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ)は相変わらずで休耕田を我が物にしていました。
アカバナ科 チョウジタデ属 
名前の元になった「ヒレ」の部分はとりそこなって後悔しています。
(葉の付け根辺りの茎の部分 特に下のほうの茎でははっきりと「ヒレ、翼」が見える)
根元から引き抜いてみると細いごぼうのようになっているそうです。
夕菅さんの記事から学びました












2013.10.7 追加しました   ヒレ(翼)のある部分を撮ったので!茎の下のほうでした。

雄しべはうまくいかなった なんとなく8本あるような


アオツヅラフジ・果実

2013年10月04日 | 花の丘公園

アオツヅラフジ   ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属
果実になったところを見ることができました!こんなところにあったなんて!
何度も通った道なのに気がつかずにいたのです。






ぶどうがなっているみたいに見えました。




葉の形 色々揃っていて面白かったです。




色づきがまだうすいのもあります。
この後の果実の中を見る楽しみが残っています。そのほうが感激は大きいかな♪
もっと熟してきたらなんとしても見てみたいです!


6月に見たアオツヅラフジの花
エビヅルの果実も探しているのに目に入ってこない~


昆虫たち

2013年10月02日 | 花の丘公園

ツチイナゴの幼虫  事前にほかの方のブログで見ていたので名前はすんなり♪

成虫になると茶色に!幼虫の時期なのでどことなく体が柔らかそうに見えます。


名前は調べました。ホタルガ
ホタルガの見所は断然飛んでいるとき 
黒白模様のりぼんをひらひらなびかせながら舞っているような姿にうっとり♪



見たことのない昆虫

調べているときお尻をあげているんだけど・・・と考えていたら 
シリアゲ!というのが出てきました。オスだそうです。サソリのしっぽに似ている!
NETで見たらメスのお尻の先はくるんと曲げることなくなだらかに細くなっているだけでした

触覚の部分をよく撮りたかったのですがぼやけてしまって・・・ちゃんと写ればカッコイイ


カラスウリが赤くなり目立つようになっていました!



ナンテンハギ

2013年09月27日 | 花の丘公園
なんという名前だったかな~ と思い出せないまま写真に撮って「あれ」なんだけど・・・

よく日の当たる崖の斜面に枝をおろして咲いていました。



葉の裏側がちょっと白くなってる!


折り目正しく2枚の葉がついているのを見て最初に思い出したのはフタバハギでした。
ナンテンハギ 別名フタバハギ  マメ科ソラマメ属








ナンテンハギのお隣に咲いていたヤマハッカ シソ科ヤマハッカ属
このヤマハッカも中々名前が出てこなかった シソ科の野草で調べてやっとです。
葉の部分を撮ったのにボケボケで見苦しくなりました。


キツネ顔というかひょうきん顔しています!

少しづつ秋色が深まってきたような気がします。
暑い暑いと文句を言い続けたあの夏の日はもう記憶からも遠くなって過ぎてしまえば
束の間だったのかと空と雲を見て感傷に浸り懐かしさを求めたくもなっています。

スベリヒユ

2013年09月25日 | 花の丘公園
花の丘公園の外周にある田んぼへ行ってみたら畦道にスベリヒユが咲いていました!
ここのスベリヒユはどれもよく咲いて近所で見ることのなかった花を眺められます。
スベリヒユ科 スベリヒユ属 
おひたしや油いためにして食べたり生の葉をつぶして虫に刺された箇所に塗ってもよい




桜の花のような花弁をしてる♪




ここでだったら果実の様子を見られる!と思い居座ってきました。

下の写真は上と同じものですがキャップを取ってみたところです。
まだ少し若いのにキャップはちょっと触っただけでぽろっと取れました。
種子の色も赤味があっていかにも出来立てという感じがします。




面白くなって黒くなった果実も試してみると!

下の写真も上と同じもので三角帽子をとってみたところ 完熟といっていいかもしれない



もうすっかり種子が落ちたものもありました。

太い短いがよく目立って隠しようもない指 スベリヒユの果実と比較できました。