棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

湧き上がる制作欲

2013-04-17 07:59:27 | 山郷の暮し
今朝は4時ころから波動をバンバン感じ目が冴えてきてしまった。
頭の中は昨日の製作の続きで煮えたぎっている。
「ハラヘッタナーー」と、濃いコーヒーを飲む。
また寝することもなく5時には起きだし、熱い風呂に入る。夏だったら水をかぶるところだ--インドネシアではマンディーといいます。
ワンちゃんは早々に散歩にいけるものと思ってか、はしゃぎまわるがメシを食ってかラダッと・・。

冬の間眠っていた制作欲が体内から湧き上がり、昨日は未完のまま時期を待っていた二つの立体作品の仕上げに入った。
一つは昨日記載しました「生命の生まれてずる処」であり、いま一つはゴーギャンの作品の立体化を試みたもの。
「マリヤを拝する」で、その色彩バランスが大変好きで、人物と大地の立体化である。

眠ればというのも妙ですが、完成品が浮かび上がり、その地点までの手順または設計図をはっきりと夢見るのです。
そのような状態になると夢見ているのか、考えているのかよくわかりませんが、創造への興奮状態はまことに心地よい。
それが突然ブッツン!!となってしまうこともあるのだが・・・。
 
昨年の10月より製作投稿があります

私が生まれた処

2013-04-16 08:29:06 | 山郷の暮し
今日は初夏の気温になるとか。芽吹きもいっそう早まることでしょう。
昨年 製作をしていた「地母神--生命 生まれいずる処」は最後の磨きを残したままでした。
この像を創作するきっかけになったのは、妊婦さんを観たおりハッ!!と気ずいたものです。
私の全ての製作意図は「生命の尊厳」を表すことであります。
宗教的なことをテーマーとしても、基本は「存在する意味」であり、この世に不必要な生命など存在しない、ということです。
と、まーーこ面倒なことはさておき、ハッ!ときずかされたことは「俺の生まれでた処・・オッカサンそのものを表していなかった」ということでした。
妊婦さんをモデルにできずすべて想像での製作は、多少バランスの取れていないところもあるでしょうが、いい仕事ができたと思います。
ただいま大地--地球--宇宙 を象徴する半球の台座を製作中です。

タイヤ交換 

2013-04-15 08:48:45 | 山郷の暮し
冬用のタイヤを普通タイヤに交換したのは先月の中旬だった。
いつもの年だったら、ズボラヲコテイ今頃なんですけど、今年はお隣さんが早々にヤッテイルのを見て「そんじゃマー俺も」と。
ただし、タイヤのパターが少々くたばっている。「マーいっか!!」と、これもいつものパターン。
春の光に誘われてカメラをポッケにでかける。
タイヤが積まれた所でフット中古のタイヤでも買うか、とまたまた衝動的に・・。
スクラップ屋さんでタイヤは隣だと・・。
これはこれはと出がけに、オブジェみたいな鉄くずをみていると、なんと私の車にぴったりの新品に近いタイヤがある。

はいていたタイヤと交換して、4本で2000円なり。
洗ったことも無い我が車で、ただいまピカピカに光っているのはアルミ・ホイールです。

寒くて暖かい

2013-04-13 08:48:56 | 山郷の暮し
ワンパターンの天気のことから始まる記載です。
昨日は気温も上がらずアルプスからの風は冷たく、夕刻には雪を運んできた。
部屋の片隅にかたずけた暖房機が再登場し、今朝はラップをかけたようなうす氷が張っていました。
20度を超える馬鹿陽気があっただけに、サブーーク感じますが昨年に比べたらかなり暖かい。

昨年は「東日本大震災を描く」幅830×163cmが完成し、松本市美術館で展示会をしていた。
ともかく寒く、日中に雪が激しく飛ばされてきた日もあったくらいだった。
それを思うと、サクラは満開になりつつあり、陽気も暖かだ。
今日あたりから寒気団も北上し、暖かくなりそうですね。
お城のサクラでも見に行ってみるか・・・。

3日ほど前の並木・・今日当たりは満開になるでしょう

今年は寂しいサクラ

2013-04-12 07:52:47 | 山郷の暮し
軽い霜が降り身が固まってしまう朝です。
娑婆ではただいまがサクラの見どころで、週末は花見宴会で盛り上がるでしょう。
我が家のさくらも、ようやくの全体に花が開きだしましたが、今年のサクラは寂しい。
例年のあわ立つような、妖気に満ちたごとき様は期待できない。
というのは、春先の馬鹿妖気の時など、小鳥が蕾をついばんでいた。
ずっと以前に、開花時とウソ鳥の渡りとが重なり、松本平ら全域で寂しいサクラになったことがあった。
今回はそのときとは異なり、我が家周辺だけかもしれない。
ワンちゃんが近い枝にはいつものようにフワフワと重なっ咲いているが、上に行くほど裸である。
サクラばかりでなく、自慢のボケの花もすっかり食われてしまった。
昨日の散歩道で気がついたのですが、万作の黄色の小さな花が一面に落ちていた。
ひがら などの小鳥たちの仕業だと思える。

写真は昨年の4-23日 これからするとかなり早い開花です。

春の淡雪

2013-04-11 08:15:40 | 山郷の暮し
「今夜はサブイナー」とデンキカーペット・スイッチON。もしかしたら・・・の予感は的中し雪が舞ってきた。
今朝は写真のごとく、2-3センチほどふわりと積もった雪の朝の風景ですが、色は違っています。
雪景色を観ながら、ウグイスの元気のいいなき声もまたおつなもの。
朝日があたりだすと、匂いたつような感じで消えていきます。



母の誕生日 3-ニンジン

2013-04-10 08:23:25 | 山郷の暮し
4月8日は母の誕生日だ!!と気がついてから、突然思い出したのが私が幼きころ「ニンジンのようだ」と言われたことだった。
当時ニンジンとはある小説の登場人物だとは認識はあったが、まったく気にもしなかったし読んでもみなかった。
そんなことが唐突に思い出すなんて不思議なくらいだ。
今回 初めて読み勝手に描いていたイメージとあまりにも異なるので、居場所が悪いと昨日書いた。

ウキペデァから抜粋しますと
日本では、1933年8月に白水社から初めて出版された岸田国士による日本語訳が有名である。
戯曲については山田珠樹の訳が有名であり、『赤毛』の題名で1926年に博文館から出版された。

1933年では母は29歳ですから読んでいたかもしれないが、1926年の戯曲の出版時は22歳と代用教師をしていたころだから、この方が読んだ可能性が高い。
さらにこの戯曲の題名は「赤毛」だった。
それによってなんとなくはっきりしてきたのは、私はチヂレッ毛で赤毛だった。自分で言うのもナンですが、かなりかわいいオボッチャンだった。
オネーサンなどから「かわいーーー」と頭をよくなでられたが実はテレもあり大変イヤだった。
そんなことを思い出しましたが、母は赤毛からのイメージがあったのではないかと推察していますが・・。
さて小説「ニンジン」ですが、今のところなんとも評しがたい・・・。

母の誕生日 2-ニンジン

2013-04-09 08:26:35 | 山郷の暮し
母の誕生日の下書きは四月に入ってまもなく書いたもので、思い出したニンジンのことですが小説の題名であり、主人公の少のなまえでした。
気になり図書館に借りに行きますとセピア色した単行本。早速読んでみましたが、正直ひらがな綴りで読みにくい。
なによりもイメージとまったく違って、少々戸惑いながら読んだ。
というのは、主人公のニンジン君は三人兄弟の末っ子で私と同じだが、性格はかなり違っている。
なによりニンジン君の母親は神経質なヒステリックな人で、すぐに手を上げるようで、まるで継母の虐待に見える。
父親も子供たちへの理解は無いように思え、兄弟たちもマイペースで末っ子への思いやりも無い。
誤解を恐れずいえば、昔の田舎の無知な家庭だ。
私のそだった環境とはまるっきり違うのに、我が母はどんな思いで私がパンくずやご飯をこぼすと「ニンジンみたいだね」
といったのであろうか。
文中に一箇所「パンくずをこぼす」とあったが、どこだかチェックを忘れてしまった。
もう聞くことは絶対にありえないが、母はこの「ニンジン」にどんな感想を抱いていたのであろうか。
思っても解らないが、少し落ち着かない気分です。
写真は2011年作「白昼夢」一部 母と幼い私が来る

YOUTUBE に動画を投稿しました。観てください 
マイムービー東日本大震災を描く  
Draw the TOHOKU Earthquake

母の誕生日

2013-04-08 08:36:22 | 山郷の暮し
夏並みに気温が上がった金曜日と一転し、昨日は春の嵐とかで、晴天だったが風がつめたかった。
今朝は場所によってはうっすらと霜がかかり、開いたばかりの花がぐったりとしていたが、空は雲一点だになく澄み渡っている。
陽射しも強く、気温は上がりサクラもグット開いてゆくだろう。

4月はエイプリルフールから始まり、新しい出発の月でもある。
そして今日は「釈迦誕生日・花祭り」であり「母の誕生日」だ。
その母は1904年生まれ、92年の生涯でした。
その母が「私はお釈迦様が生まれた日と同じですよ・・」と妙に嬉しそうに話したことを思い出す。

そして、ご飯やパンをこぼすと「ニンジンみたいだねーー」と行儀の悪さにお小言をいただいたことを唐突におもいだした。
その「ニンジン」とは、ある物語に登場する元気な子供のようだが、それがどんな話なのかいまだに知らない。

初めて検索しますとウキペデアにありました。
ルナール自身の幼少期の体験をモチーフにして、「にんじん」という仇名で呼ばれる少年の日常を淡々と、
かつユーモアを織り交ぜて書かれた小話集風の小説である。

早速読んでみたいと思いますが、それにしてもネットはすごい!!。
蛇足ですが、ウキペディアで寄付を求めていたので、これも母の縁だと多少ながら寄付をさせていただいた。、

開花宣言

2013-04-07 09:06:00 | 山郷の暮し
我が家の桜 咲きました!!。
とはいっても、定点観測の枝だけで全体的にはマダです。
例年でしたら、2-3日で全体が開き始めるのですが、今年はドウモまばらな感じです。
周りには数本の桜の大木があるのですが、開花の様子はありません。

車で10分も下った野球場や公園は花見時ですが、あいにくの雨模様です。
そうそう、昨日 酒屋に行きましたら学生たちが大量の酒を買い込んでいました。
羽目をはずし、馬鹿なことをやれるのも今のうち。多いに結構・ケッコウ・猫はいだらけ。

写真 サクラとハナ が写っています。まもなく雨がザーーと降り出し、あわてて室内に・・。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本