今朝は冷えましたが朝日は強く、真っ青な空。
昨日に続き、竹内薫『天才の時間」から
私の好きな賢治の詩「春の修羅」は、妹トシが亡くなってゆくことを詠っています。
申すまでもなく、悲しい悲しいと言う詩ではありません。実に難解な表現で、科学辞典が必要になってしまい、もっと混乱をしますが、時間と空間を妹トシの死に語っているのです。
妹が死んだ1922年はアインシュタインが来日し、大変な騒ぎだったらしい。科学好きな賢治は当然、相対性論理に興味をいだき、時間の観念表現は文学を超えていった。当時は文学としては難解すぎ、理解されず認められなかったのであろう。
そのあたりは漠然と理解していたが、言葉の一つ一つに、アインシュタインの影響がうかがえるとは・・。
なるほど、科学者ゆえんの深い読みだと感じた。
この「天才の時間」の著書のスタートは、アインシュタインで、北村武も最後に登場します。
昨日に続き、竹内薫『天才の時間」から
私の好きな賢治の詩「春の修羅」は、妹トシが亡くなってゆくことを詠っています。
申すまでもなく、悲しい悲しいと言う詩ではありません。実に難解な表現で、科学辞典が必要になってしまい、もっと混乱をしますが、時間と空間を妹トシの死に語っているのです。
妹が死んだ1922年はアインシュタインが来日し、大変な騒ぎだったらしい。科学好きな賢治は当然、相対性論理に興味をいだき、時間の観念表現は文学を超えていった。当時は文学としては難解すぎ、理解されず認められなかったのであろう。
そのあたりは漠然と理解していたが、言葉の一つ一つに、アインシュタインの影響がうかがえるとは・・。
なるほど、科学者ゆえんの深い読みだと感じた。
この「天才の時間」の著書のスタートは、アインシュタインで、北村武も最後に登場します。
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