棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

シンドイかたずけ

2015-10-17 10:45:21 | 山郷の暮し
花の谷は赤みを帯びた霧が薄っすらとたなびく柔らかな初秋の朝でした。
霧がスーーと消えると紅ずいた樹々が現れ、展示会の忙しさですっかり忘れていた季節の移ろいに気が付きました。
ボート眺めていたのですが、体の芯から疲労感がビリビリと広がり「温泉でも行くかな-」と現実的な意識になってしまった。
とはいっても、展示をした作品の額を外したり、あらためて梱包をしたりとやることがいっぱいだ。
部屋は引っ越し風景である。

「これだけの作品は何処に保管しているのか?」と会場で尋ねられる度に
「まだ倍は売れ残っているので‥‥」と冗談を言っていますが、本当のところ整理に大変です。
保管場所で注意をしなくてはならないのが「湿気とネズミ」ですが、我が家ではいくら部屋があってもここが泣き所。
額縁をガリガリされたり、廊下に直においた作品にカビ・シミが出てしまったりと、湿気には一番困ってしまう。
ともかく、これだけは自分でやらなくてはならない作業だ。
この記事も一休み気分で書いています。

写真はオープン前の静かな時。

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