棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

マムシ

2019-05-12 16:46:49 | 山郷の暮し
犬のハナがけたたましく吠え続けている。
怪しき人間に対した吠え方と違う感じがしたので、覗き見るといつも出入りをしている縁側の土台に向かい飛び跳ねている。
「もしかしたら」という予感があり、鍬を手にする。
いました。でっかいマムシがとぐろを巻いて威嚇をしている。

バシッと頭をめがけて鍬を打つ。
首か吹っ飛ぶ。・・とはいかないのだが、ともかく首の辺りは切れた。
マムシは逃げ隠れしないから、退治はしやすいのだと今までの経験でわかっているが、それでも怖いものだ。
ハナが負けずと吠え立て、噛み付こうとするがまだまだ危険である。


以前にYUO Tub e 「マムシ退治」で投稿しているが、今回はカメラを持っていなかった。

太い胴にもしかしたら子供が居るかもしれない。
と言うのは以前に殺したマムシから7匹も子供が生まれ出た。さらに威嚇のポーズをしたのには驚いた。
というよりも恐ろしくさえあったことを思い出し、水に浸ける。

一時間ほどして「あのまま殺すのももったいないなーー。食ってみるか」と、またまた妙な思いが。
頭を切り落としても、モソッと動き、ギョッとしてしまった。
皮は簡単に引張り剥がせる、と聞いたことがあったので挑戦したが、現実はなかなかうまくいかなかったがともかく剥がした。
それでもモソッと動くのはあまりいい気分ではなかった。


本体は透き通った筋肉質で硬い。
コレはどのように調理したらよいのかわからない。
発想としては蒲焼だが、それもワカラナイ。
ハンマーで叩きやわらかくしなくてはいけないかも・・。
ともかく、乾かしてみることにした。
それ故にまだ食ってはいない。
食えば精力モリモリになったとしても、その性力を使う相手なし。お粗末。



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