棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

自覚するってこと

2013-02-28 08:59:00 | 山郷の暮し
理解できないけれど・・
本を閉じるたびに、たちまち「なんだったんだろなーー」と己の至らなさに愕然とさせられるのが、一連の「般若心経講話」だ。
読んでいる最中は、確かにそうだ、そんな意味深かったのかと納得はした気がしているのだが・・・。
そんな己のアホさかげんを、読むたびに知らされる般若心経解説本ですが、
般若心経のうんちくをいうのできなく、チョット面白い講話があったので紹介したい。
 「無所得とは何ぞや」の解説なのですが、中国の名高い学者の随筆に「顔面問答」がある。
口・鼻・眼そしてそれらの一番上にあるのが眉毛。口・鼻・眼はそれぞれ役目を持っているが、
何の役目も無い眉毛がえらそうに一番上に居るとはなんぞや。と言い寄られ、まゆげは返す言葉も無い。
めげてしまった眉毛だが思索の上、こお思いにいたった。
「自分は今日まで口と鼻と眼の心がけでくらしてきた。しかしそれはまちがっていた。
今後は、ぜひ眉毛の心がけで世を渡りたい」
おわかりですか???。子供だましのようなたとえですが、「自覚」のありようについて説いているラシイ・・・。
イラストは「窓辺の象」より・・・・ブックマークをご参照ください

最新の画像もっと見る

コメントを投稿