棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

カーマースートラ 61愛欲曼荼羅

2009-01-05 08:52:09 | 大人の童話
ンドの聖典カーマースートラは、具体的に、または客観的に著したセックス賛歌の大著である。
カーマとはなにかをしよう、達成しようと言う意欲を意味し、其の活力となるのが性愛にあると古代インド人は考えたのだ。
セックスは食事と同じように必要不可欠で、様々な料理をより美味しくいただくためには、様々な演出・セッティング・マナーがあるように、セックスも同質のものと思ったわけだ。モーテルなどの度派手な装置と感違いをしては困るが、喜びは精神的に高い次元へと到る一つの方法と考えたのであろう。
セックスは原則として二人で成り立つものだが、一方的な情欲であい果て、後は大いびきでもいけない。男女の心の意思疎通が何よりも大切だと説き、そのうえでのテクニックを著している。

愛欲は時として侠気-凶器にもなるこを暗示しているのは、今日的な痴話事件がすでにあったことなのだろう。
変わらないんだねー不動明王 墨画 90-110cm

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