棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

忘れえぬ日ー賢犬さくらの思い出

2008-12-29 09:33:47 | 山郷の暮し
昨夜の星空はオットろしいほど冴え冴えとしていましたね。
今朝は暖かく、雲一点もなく晴れ上がり年越しの準備も楽しいでしょう。とはいっても、お父さんは相変わらず日向ぼっこ。
私賢犬さくらは相変わらずのマイペースの人生 というのも犬ですからおかしいですね。ともかく、あまりつながられることもなくご近所の皆様におせわになっています。そんな私でも昨年の12月28日は忘れることが出来ません。
と言いますのは、以前から狙っていた鹿を追いかけ、裏山を越えとんでもない集落まで行ってしまい、そこで違法ワナにかかってしまったのです。
一晩中泣き叫び朝方に助けられたのはいいのですが、そのまま仲間がいっぱいいる処につれていかれてしまいました。(役所がお休みになるのにゴメンナサイ) )
私が一番嫌いな鉄格子のなかでそのまま・・・。
保健所のおじさんたちは親切にしてくれましたが、散歩もないし、第一お日様にあたくなく、さすがの私も滅入ってきました。
お隣のチョットかわいいプードルは泣き止むことがなく、皆から「ウルセーナー・アキラメロ!」と言われていました。「アキラメロ」とはどおいうことなのか私にはわからなかった。そのプードルはおばさんが迎えに来て、静かになりましたが、さびしくなってしまいました。
私より先に来ていた大きなお兄さんは「オレはいやだーー。たすけてくれーー」とナサケナイ声を上げながらつれていかれたまま帰ってきませんでした。
日がたつに従い、お兄さんが言っていた「アキラメロ」ということが、重くのしかかってきたのです。
保健所のおじさんが「オマエは雑種だけどいい犬だからきっと迎えに来るさ・・・」と。
そおだとも、お父さんはどおしているんだ。私はお父さんが急に恋しくなり呼びました。「オヤ!オマエも吠えるんだ」と頭をなぜてくれました。
「もー2週間保護期間も明日までだし、飼い主は探してイネーのかなー」
つづきます  関連記事は、お暇でしたら一月15日前後を読んでいただければ・・・


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