棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

目からうろこ

2009-12-28 08:48:11 | 山郷の暮し
今朝は雲が広がっています。アルプスは見えません。
いつもの事ですが前後の関係も無く「目から鱗が落ちる」っていうけれどナンだ。人間に鱗があるわけでなし、このウロコはなにを称しているのだろう、と疑問がポッとわいた。
意味としては、物事が急に理解できたことを称して「目からうろこが落ちる」といいますね。
手持ちの辞書を引いても記載がされていない。
もしかしたらオレが勝手に思い込んでいて、本来の言葉を間違って覚えていたのかと・・・。
文明の利器・・と、いまさら言うと笑われてしまいますが、ネットの辞書で検索。
ありました!!語源由来辞典に、キリストの奇跡により盲目の男の目が見えるようになった。「直ちに彼の目より鱗のごときもの落ちて見る事を得る」と。
なるほど、新約聖書からのことばだったのだ。
本来は、誤りを悟り迷いから覚めるという意味から、現在の意味になったようだ。
だが、鱗のようなものってナンだ。まーー奇跡が起きて目の周りのおできがポロリとおちたのかなーー。
なんてくだらないことをおもったりして・・・。
ところで、欧米ではこの言葉をどんな風につかっているのかなーー。
目から鱗が落ちた、といえる気分ではない。
更に、これっていつごろから使われ始めてのかわからないし、だいたい言い回しは日本的でないなーー。ソオ思いませんか??


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