棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

酷暑の地-3

2012-08-15 14:44:13 | 山郷の暮し
一番暑かった所を思い出しての話ですが、正直思い出話よりは 現在の話 であったほうが楽しいのですが・・・、

話を戻しますと、サングラスのフレームで火傷をした砂漠の遺跡だったが、同行したパキスタンの家族(4名くらいだったか)は、
さすがに強く、あちらこちらを見学していたようだった。
 ラホールの街に戻れば彼らは私と違ってAC付の立派なホテル泊。
当時酒は外国人でなければ買えず、金を出すから私に買ってくれ、ということなにった。
もちろんOKでごちそうになった。
蛇足ながら、ハイクラスのホテルではラマダーン・断食などあまり関係が無かった。
そして、クーラー無しの、我が蒸し風呂ぼろホテルにもどれば、停電で、扇風機も役立たず。
シーツを水にした浸しながら、もだえながらの苦行の夜が続いた。

思い出しついでに乾燥期のインド中部デカン砂漠。
砂漠といっても砂の大地というよりは、硬い赤土・岩など。樹木もあるが葉が生い茂るという樹木ではない。
くそ暑い日中は長距離バスも運行せず、もっぱら夜中であった。
人息にむせかえる夜中のバスに乗って分かったことは、砂煙があがる夜の街道を沢山の人々が移動していることだった。
夜中の街道は日中より多くの人や家畜が活動していたのだった。
夜は危険なので行動をしていなかっただけに、暑い地は気温の下がる夜を観察しなくてはいけないことがわかった。

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