棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

至福の時

2011-05-22 07:58:32 | 山郷の暮し
30℃をこす夏日になった昨日。植えたばかりのわずかなトマトの苗がぐったり・・・夕刻の水遣りに元気一杯。
そして、わたくしも・・・・。
両人対酌すれば山河は開き 一杯また一杯
ご存知、李白の名詩です。まさにこの季節のたそがれ時に一杯かたむけずしてなにがあろうか・・・。
相手は足元に居る賢犬さくらでいいし、猫のチビクマでもいい。それどころか、目にする空気全部が晩酌の対人である。
我が家の庭にしつらえた宴会テーブルは、毎夕ほんらいの目的をはたしている。
頭の中がくるりとしだすほどに、我が人生この一瞬にあり と一人悦に入る。
昨夕は、なぜか二度と会えなくなってしまった人たちが次々と思い浮かぶ。
さして交流が無かった者や、最近なくなった兄のことなど・・・。
全く時間など関係なくごちゃごしゃに浮かぶ。
そうだ・・・死後の世界は時の経過とは無関係に同一次元なのかもしれない。
ムーーー、大真理をつかんだのかもしれない、と酔いに任せて夢想する。

蛾が仲間に・・おだまきの花が色香をそえる


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