棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

19-:芸術について-愛欲曼荼羅

2008-11-22 08:54:10 | 大人の童話
師様は芸術にも造詣が深く、ワシラに教理の研鑽とともに、芸術への目を養っていけとおっしゃる。
教団の繁栄は視点を転じれば 独自な芸術観の確立でもあるというのだが、これが難しい。
どこぞの教団も美術品を収蔵し、国宝を所有しているなどと、繁栄振りをシンボル化しておる。
まーー成金趣味ではあるが、それはそれなりにいいことだとおしゃった。
ただしだ、奇岩・輝石に大枚をはたいているなんざー 正に成金そのもの。
とても崇高な精神世界に遊んでいるとはいえない。
そのてんわが教団は、芸術家を多く向かえ、援助をし育てておる。
尊師様ご自身がおっしゃっておられるが、
が教えは未来永劫伝えられ、繁栄してゆくであろうが、見える形として残ることができない。
それ故に吾らが育てた芸術家の作品をして、後世にのこさねばならない」と・・・。
いやーーそのお言葉の真意は、正直理解できなかったが、しだいにわかりつつあるのだ。

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