棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

北朝鮮の策略

2009-04-05 20:02:43 | 山郷の暮し
北朝鮮より飛翔体がわが国を通過と、まるでUFOが通り過ぎていったような感じの発表だった。
国としてはそのようにしか言いようがないのであろうが、大陸間弾道弾の実験である。
午後の会見では。麻生首相は、はっきりミサイルだとしている。
北朝鮮のトッチャンボウヤ--将軍様は、世界が物申せばするほど、脅迫力は大きくなってゆくと胸算用しているのであろう。国民は飢えていたとしても、軍事力・核兵器を背後にした外交の方が効果がある。と単純明快な脅しの外交である。
それだけに、暴力団的怖さがつきまとってしまう。矮小な言い方にすれば、暴力団が自ら武器を開発し、売り出す準備(PR)をしたということだ。
それにしても、外交の技は日本を一歩以上ぬきんでていると思う。

世界の平和は、武力を背景としているあいだは、成り立たない。と、反武力への理想へと模索はしているが、ただっ子がそんなのいやダッ!といえば、たちまち理想は崩壊してしまう。悲しいかな、近代史が歴然と語っている。
今回のミサイルが、北朝鮮にとって成功か不成功かはともかく、わが国に何らかの落下物があり、それを迎撃するような事態にならなかったことに、ひとまず安心する。なぜならば、現在わが国は北朝鮮の軍事的工作に、ほとんど対抗できないのではないだろうか。
私の意識の中で、北朝鮮はけしからん。やっつけろ!などという意識は全くないからである。
こんごは?? 対抗意識はひとつ間違えれば「戦争」ということになってしまうことを肝に命じなくては成らない。そおいう相手なのだ。理屈でない暴力団なのだ。
ではどうしよう。冷静に世界の人々の意見を、非暴力に向けてゆく外交である。

今夜は上弦の月 そこで駄句をひとつ
  弾道弾 月を半分 突き落とし  蛇足ながらツキに注目!!!


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