棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

ヒマラヤの石

2008-03-16 12:46:06 | コレクション
1981年松本の「岳友会ライフ&マウント」ヒマラヤ遠征隊の、学術隊員として参加。
Mtカングルーは7010mと、8000m級の高峰がある中で低いのだが、1955年の西ドイツ隊依頼の登頂だった。
多くの登山家が挑んでいたのだが、独立峰のため、ひときは気候が激変する山で、難攻不落だった。
もちろん、日本では初登頂、世界で二番目だった。

私は決して山登屋ではないのですが、チベット仏教を研究していたので、今は本家のチベットになくなってしまった、古い宗派の寺院が見たかった。
ソレが残るお寺(ゴンパ)は、ヒマラヤの奥地しかないのです。
それには、特別な入域許可が必要だった。
手段として学術隊員が、いいのである。

話は長くなりました。
そんな私が、用も無いのに6000mの、C-1キャンプ地点まで行ってしまった。
ただし、滞在時間10分ほど。
頭ガンガン・吐き気と高所障害が・・・。
ともかく、適当に石を拾い4200mのベースキャンプに下山。
頭すっきり。酒を飲む。

以後・学術隊員として様々な、遠征隊に入れてもらい、
奥地の廃寺を調査した。
写真の文字が入った石は、経典が彫られたもの--マニ石・・後記の予定


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