棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

つれづれ草--浮気者の失敗

2009-03-18 18:03:39 | 山郷の暮し
なななんと! 別当さまではないか!
ことを大きくしせずに、まずはお家安泰。けしからぬ妻や坊主に溜飲を下げた夫であった。

作者の言葉  元ネタは徒然草からですが、僧侶の色事は今昔物語に事欠きません。丸坊主のあの姿が男根そのもの。いやでも空想されてしまいます。
日本にも「貞操帯」なるものが発明されたのでしょうかねー。日本では、ヨーロッパの一時期の様なアホな男たちの発想はなかったのか。それとも、もっとおおらかだったのかもしれない。
さて、この亭主は刃傷沙汰にしなかったのは賢いが、ずるい男である。浮気性の女房にいらいらしながらも、地位と名誉への執着で、よそに女でもかこって権力金力欲にまみれた一生なのでしょう。

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