棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

猛暑で思い出すこと

2015-08-02 08:52:48 | 山郷の暮し
連日の猛暑で熊谷市など最高温度38ドと、大変な高温になっています。
ここ花の谷も35度近くなり、そのうえ湿度が高くむ~~~んとする流れに、昨日は何もせずにグター-としていた。

「ここででこんなに暑いのでは、娑婆はさぞかし大変だろうな--。
ところでオレが経験した一番の熱地獄は何処だったっけ??」
と、日本各地の猛暑を伝えるラジオの音が、なにかものすごく遠くから響いてくるような中で思い出していた。

「アッチッチッ!!! 」といの一番で蘇ったのがサングラスのフレームで火傷をした、
パキスタンの中央部にある砂漠の遺跡を訪れた時だった。
タクシーの運ちゃんが「行く気がしねー」と言うところを、ぶったくられるのを承知でいったのだ。
オーブンの中のような(入ったことは無いが)くら~ーとくる熱さであるが、汗が噴き出るというよりもいっぺんに干からびてしまう、
というような感じだった。
蛇足ですが、そんな思いをしてまで行った遺跡のことは、熱気で燃え失せてしまった。
(当時のガイドブックには記載はなく、発掘中の仏教遺跡であった)

インドからパキスタンに渡ったのですが、インド人か「今あんなところ行くバカがいるか」と引き止められたが、
宗教上からくる対抗意識かと思ったのだが、なんと真夏のラマダンに入り、日中は食事ができずに閉口した。
泊まる宿は当然安宿で、天井にパタパタと回る扇風機があるだけ。
ソレでも効いている証に、時々起こる停電時の蒸し暑さには完全にバテた。
シーツを濡らして寝たものだった。

東南アジアの旅も当然暑いが、今の日本とあまり変わらない気がする。
時には、日本の蒸し暑さは独特な感じさえする。
さて、今日はどうなることやら・・。

写真はひたすら眠るハナ・・写真による複製・修正作業は終了しました。しんどかった~~




ryusun

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