棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

自画像

2014-07-04 12:45:23 | 山郷の暮し
梅雨は本格的になり、夜半からジトジトと止むこともなくなく降っています。
ラジオが今夜にかけて、全県に大雨注意を呼びかけています。
こんな日はテンションもあがらず、気が滅入ってきてしまいす。
ワンちゃんたちの散歩も早々に切り止めてしまうので、彼らも身の置き所がなさそうで、近寄ってきてはチョコット鼻を押し付けてはゴロリ。
これみよがしに大声を上げいの大あくび。
窓辺に行っては、雨降りを恨めしそうに眺めています。

数日前から、久しぶりに自画像を描いています。
「雨安居龍王丸」とズバリ私そのものを描き出そうとしています。
自画像ならば当たり前ジャン、とお思いでしょうが、現在の心境を正直に描き出すことは難しいし、
どこか「よそ行きの自分」を描き出してしまうものです。

私は師の教えもあり、折々に自画像を描いてきましたが、どこか「ナニカ」に託して、
または偽装している自分を描いています。
「オレはダビンチの生まれ変わりだ!!!!!」などと・・笑い

数年前に描いた自画像は「不動明王を描く私」、よい作品に仕上がっていますが
「かくありたい」と言う想いの意図がこもっています。
それはそれでいいのですが、今回はなんとかありのままの自分を見つめ、描き出そうとおもいます。
あわてることはありません。
じっくりと、我が人生を振り返り、そして、ナニが残ってゆくのだろうかと・・。

ゴーギャンの名画の中に「我等はいずこより来たり、いずこに行くのか」
題名はチョット違うかもしれないが、そのような意図を含めて・・。
となると、どうしてもナニカを言いたくなってしまう。
下図です

ryusun

つぶやき

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