岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

フォワード

2013年01月17日 | ビデオ連続画像
試合全体を通して、バックスのディフェンスの出足はよかったです。(タックル自体はまだまだですが)

一方で、フォワードはポイントに早く到達するという基本的な所からやっていく必要があります。

以下は岡山のディフェンスです。

バックスはかなり前でディフェンスしています。
バックスがここまで前に出てくれると、後ろに戻る相手フォワードと比べて、前に走る形になる岡山フォワードは相当走りやすいハズです。

しかし実際はどうかというと・・・・


スクラムからのブレークは岡山の方が早いように見えます。


この段階で、相手フォワードはポイントに向け走っていますが、岡山フォワードは立って見ているだけで足が動いていません。




ポイントに向かう人数で完全に負けています。


ここでもう一つの課題が見えます。
フォワードが全体的に遅れている上に、遅れたフォワード全員が同じようなコースや位置(狭い範囲)で、同じ方向に何となくダラダラと走っています。
相手フォワードはポイントに早く走る選手がいる一方で、最後尾の選手は、次の展開に備えたコース取りをキッチリ意識できているようです。

さて、接点(バックス同士のコンタクト)では互角の状況ですが、接点付近のフォワードの人数は相当の差があります。




結果的にというか、当然というか、相手に簡単に押しこまれ、せっかくバックスが前に出て相手を止めたことを、全く活かせれていません。


さらに次の展開でも、相手フォワードが次に向けて走り出しているのに、岡山フォワードは、ボールが出てあわてて次に走り出そうとしている感じで、メリハリが感じられません。
次のポイントも当然のことながら遅れており、相手がキッチリと継続すれば当然ピンチになります。


といった感じで、岡山フォワードは、「走る」こと、「考える」こと、「ラグビーを理解する」こと、どれをとってもまだまだです。

現時点では、どのチームも継続といった点でまだまだだったので、岡山フォワードのこういった欠点が目につきませんが、数ヵ月先になっても岡山フォワードがこのまま変わらなければ、大きな弱点となるのは明らかです。
しっかりと考えながら練習していきましょう。