毎年多くのOBが練習に顔を出してコメントをくれますが、必ず言われることは「声が無い」「もっと声を出そう」ということです。
コーチ陣も、いつも「声を出そう」「こういった場面では、○○といった声がないと動けない」とか色々話すのですが、なかなか中学生には通じません。
ジュニアを卒業し高校ラグビー部で活動している選手を見ると、それなりに声を出しているので、結局は「声を出すこと」の必要性を中学生が理解しているかどうか、コーチ陣も理解させるよう指導できているかだと思います。
基本的には止まって整列した位置から動きが始まる野球の声は、常に声は出していても、どちらかといえば気分を盛り上げるための精神的なもの(野球をあまり知らないブログ担当コーチからはそう見えます)と感じます。
一方、アタックとディフェンスの選手が常に動きまわり、味方どうしでも入り乱れ、しかも基本的にはボールを持ったプレーヤーが先頭にいて味方は後ろにいるラグビーでは、「声」は、パスやタックルなどと同じく、味方同士のコミュニケーションを取り、プレーを継続するための「スキル」の一つです。
練習で約束事を決めている場合は声が無くてもできますが、ゲームの中で、相手に応じて臨機応変に動くためには「声」がなければ絶対にうまくいきません。
「声」を出し、自分の意思や判断を瞬時に味方に伝えたり指示する、これができないとあるレベル以上に到達することは絶対にないと思います。
※少し飛躍した言い方をすると、こういった「声を出す」「瞬時の判断や意思を伝える」スキルを身につけることが、ジュニア時代にラグビーをすることから得られる大きな効果だと思います。
最近、世間をにぎわかせているような、「声」を出さなければ無理やり口を開かせてでも「声」を出させるといった考え方が許される時代ではありませんが、ラグビーにとって「声」もスキルである以上、パスやタックルなどと同じように練習し、ミスしたならば(必要な声が出なければ)他のスキルと同じよう粘り強く指導していかなければいけません。
「声を出す」ことの大切さを理解させるよう努めるとともに、なかなか出ないようなら、「声を出す」ことを目的とした練習メニューも考えていく必要があるかもしれません。
中学生には、是非今のような練習メニューの中で、あわせて「声」も出せるようになってほしいのですが・・・・。
コーチ陣も、いつも「声を出そう」「こういった場面では、○○といった声がないと動けない」とか色々話すのですが、なかなか中学生には通じません。
ジュニアを卒業し高校ラグビー部で活動している選手を見ると、それなりに声を出しているので、結局は「声を出すこと」の必要性を中学生が理解しているかどうか、コーチ陣も理解させるよう指導できているかだと思います。
基本的には止まって整列した位置から動きが始まる野球の声は、常に声は出していても、どちらかといえば気分を盛り上げるための精神的なもの(野球をあまり知らないブログ担当コーチからはそう見えます)と感じます。
一方、アタックとディフェンスの選手が常に動きまわり、味方どうしでも入り乱れ、しかも基本的にはボールを持ったプレーヤーが先頭にいて味方は後ろにいるラグビーでは、「声」は、パスやタックルなどと同じく、味方同士のコミュニケーションを取り、プレーを継続するための「スキル」の一つです。
練習で約束事を決めている場合は声が無くてもできますが、ゲームの中で、相手に応じて臨機応変に動くためには「声」がなければ絶対にうまくいきません。
「声」を出し、自分の意思や判断を瞬時に味方に伝えたり指示する、これができないとあるレベル以上に到達することは絶対にないと思います。
※少し飛躍した言い方をすると、こういった「声を出す」「瞬時の判断や意思を伝える」スキルを身につけることが、ジュニア時代にラグビーをすることから得られる大きな効果だと思います。
最近、世間をにぎわかせているような、「声」を出さなければ無理やり口を開かせてでも「声」を出させるといった考え方が許される時代ではありませんが、ラグビーにとって「声」もスキルである以上、パスやタックルなどと同じように練習し、ミスしたならば(必要な声が出なければ)他のスキルと同じよう粘り強く指導していかなければいけません。
「声を出す」ことの大切さを理解させるよう努めるとともに、なかなか出ないようなら、「声を出す」ことを目的とした練習メニューも考えていく必要があるかもしれません。
中学生には、是非今のような練習メニューの中で、あわせて「声」も出せるようになってほしいのですが・・・・。