岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

香川遠征

2011年07月24日 | 試合(H23チーム)
24日(日)は香川遠征でした。 今日も

1年生は、相変わらず声もよく出て元気でした。
今年は、倉敷や美作も含めて人数が多いので、数多くの試合が組めています。
1年生は、今の段階は、まず中学ラグビーを十分楽しんでほしいと思います。
楽しむことで、自然に力がついています。

また、そろそろ上の学年の試合の中で、色々と見てみたいという1年生も数人います。
別のポジションもさせてみたいという1年生もいます。
是非、今のまま頑張っていってほしいと思います。


さて、Aチームの試合です。

ブログ担当コーチ(他のコーチも)は、試合中や試合後に結構厳しいことを言いました。(ちょっと言い過ぎたか・・・)
中学生は暑い中、昨日の2部練習に続く午前中の試合で、一生懸命頑張ったのだとは思います。
ただ、「何か見ていて腹が立つ」「気持ちが感じられない」試合でした。

ハーフ団のミス、数多くのノックオン、ペナルティ(特にタックルした後のペナルティ)、フットアップ、アクシデンタルオフサイド等、試合以前の問題が多すぎました。

ミスの原因や、一回目のペナルティの後で気をつけたか、どうすれば解決するか等、まず自分の中で謙虚に考えてみてください。

ただ、試合自体は、相手チームが深目のラインで、キックやディフェンスのずれをついた突破、ウイングのランなどで攻める、先日の姫路スクールとは全く違う攻め方をしてくれたおかげで、ディフェンス的には今回もいい経験ができました。

いくつか気になることを書きます。

まず、フォワードです。

アタック面では、一生懸命がんばったとは思います。
しかし、コンタクトの瞬間にボールを取られたり、何回もペナルティーをしたり、球が全然出そうにない倒れ方、フットアップ等、軽いプレーが数多く見られました。

一方ディフェンス面では、ポイントから少し離れたところに展開されると、完全に走り負けしていました。

もう一度、12人の中学ラグビーにおけるフォワードの役割を、謙虚に考える必要があります。
フォワードが、ただ当たりさえすればよいと考えている(実は何も考えていない)のなら、岡山県という小さなお山の大将で終わることでしょう。

バックスについては、はっきり言って何を考えているのか全然わかりませんでした。

確かに、プレーの選択等、来週からの関西大会を想定するように話しましたが、それが結果的に、バックスで勝負する姿勢は見せないということになるのであれば残念です。

ブログ担当コーチ的には、最近色々練習してきたプレー、特にアタックの効果を見たかったのですが、このような意思はほとんど見られなかったと思います。
せっかくやろうとしても、その前にノックオンという場合もありましたが、最初の1、2回のミスや相手の出足の早さにビビったと思っています。

さらに、バックスの外側からのコールの無さは、致命的でした。
浅めのラインでボールを動かそうとする中で、外からの声が無いため、ボールキャリアーが突っ込んでいく場面が多く見えました。

と、色々好き勝手に書きました。

「そんなことはない」「勝手なことを書くな」と怒る中学生もいると思います。
それならば、次の試合でチームとして是非、本当の姿を見せてほしいと思います。

今年のチームの完成度は、既に昨年度と比べても高いと思います。
それに伴って、コーチ陣の求めるもの、期待度も例年とはかなり高いものがあります。
それが、今日の厳しい話にもつながっています。

それだけに、今日のような、「良いところもないが、課題も見つけることができない試合」「目的が感じられない成り行きまかせの試合」には、腹が立ちます。

ただ、試合全体を見ると、相手の深いラインに対して、少し見切りが早すぎた場面もあったものの、結構そろってアップできたいたと思います。
また、タックルもずいぶん低くなっていました。
相手の前で、頭を下げ、相手のステップで簡単に向かれた犬Kなどもいましたが・・。
※練習で言っている通り、タックルしようと構えた選手にあたってくるのは、弱いチームだけです。

いずれにしても、中学生には、今年のチームの目標は何か、関西大会の次にあるものをしっかりと見据えて、浮つくことなく頑張ってほしいと思います。