岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

課題 2

2011年07月15日 | ビデオ連続画像
キックオフから大きくゲインされた場面です。


横一線とまではいきませんが、横の広がりをもって出ています。


一人目のY川に対して、相手の選手は横に動こうとしています。
気になるのは、岡山の2人の選手(1と3)が、スピードを落としてしまい、Y川と完全にギャップができていることです。
しかも、横の広がりがなくなり、Y川の後ろを走っているようです。




3人のフォワードが縦に並んだ形のため、横に動いた相手に簡単に抜かれています。


しかもタックルは、高く手先だけです。
失礼。言葉を間違えました。
別に相手とあたる位置が高くても、しっかり踏み込んでコンタクトするのならば、タックルと呼べるのですが、この姿勢はタックルとも呼べません。
姿勢が高い(タックルする気が無い)のと、タックルが高いのとは全然違います。


この選手の姿勢も同じです。
「タックル高い」という以前の姿勢です。
アゴが完全に上がっています。


フルバックがあがってきますが、この場面までに、相手に対して全くプレッシャーをかけれていないため、完全に1対1の状況です。




足に入った方がいいか、上に入った方がいいか、色々意見はあると思いますが、なんとか止めています。
※下にタックルし一発で倒す「ナイスタックル」ができれば最高です。


相手の選手が上手なのは、無理して倒されるのではなく、確実にフォローの選手につなごうとしているところです。


ここで、さらに岡山の選手の問題は、相手の次のプレーも考えながら、本当に真剣に相手を追いかけている選手がいるのかということです。

相手も真剣にアタックしているので、たとえば、この場面でなくても、抜かれる場面もあります。
その時に、抜かれた選手、カバーの選手が、真剣に次のディフェンスにいかなければいけません。

そうしないと、岡山の本当に直すべき「淡白なディフェンス」「受けに回るともろい」という点は、いつまでも直りません。






何とかタックルにいっていますが、勢いのついた相手に対して高い(というよりも、しっかりと肩や胸を当てれていない)ため、相手が前に進んでいます。
タックルの場面では、1m相手を押し込むか、1m相手が進むか、これが大きな違いです。




この場面でも、相手はきっちりと立って、フォローの選手をさがしています。
岡山の選手のプレッシャーの弱さです。


味方をさがす相手に対して、まわりの岡山の選手は’見てるだけ~’です。


この続きは次回に・・・。