RunRunTako

takoのラン日記

感謝の気持ち

2017年03月22日 13時36分45秒 | ランニング
きのうは天気が悪かったので走りに行かず。

きょうは、ちょろっと三日月山へ。
時間的には余裕あるんだけど、
仕事が重なってるのでなんとなく気分が落ち着かず、
そそくさ帰ってきてしまいました。

ところで、おとといの夜は、
長いつきあいのあるランニングショップ「ランザローテ」の
てんちょーの結婚をみんなで祝う飲み会に行ってきました。
仲間が企画準備したアットホームなあったかい会でした。

そこで数年ぶりに会った走友のひとりは、
股関節の生まれつきの問題で変形が進み、
走れなくなっていました。
近い将来には人工関節にするそうで、
人工関節では、もう走ることはできないそうです。
走れなくなってしまい、しかももう治ることはない彼女に
なにも慰めのことばはかけてあげられません。
どんなに悲しいだろうと思うと、胸がつぶれそうです。

人と比べて幸せだ不幸だということは
意味がないことだと聞いたことがあります。
みんなは走れるのに、いつまでたってもまともに走れないわたしは
なんてかわいそうなんだろう、なんて、正直思ってました。
そして、今度は、彼女に比べれば、
わたしはなんて幸運なんだろうと思います。
こういう考え方じゃだめなんですよね。
そんなふうに比較される相手はいい迷惑ですよね。
それに、以前しっかり走れていた自分が忘れられなくて
初心者に戻ってしまった自分が悔しくて
初心にかえってがんばるという気概が持てない。
情けないことです。

彼女が、走れる幸せをかみしめて
自分の分までみんなには楽しんでほしいと言ってました。
泣けてきます。自分が情けないぶん、余計に。

よし!じゃあ、
人と比べず、過去の自分と比べず、
いまできることに感謝して、できることの喜びを感じて
初心にもどってがんばろう!
と、すぐさま思えないところがまた情けないですが、
でも、少しずつ努力していこうと思います。


話しかわりますが、ここは同業者の人もけっこう見てくださっているとのことなので
少し仕事関係のことを書きます。


所属しているイラストレーターズ通信という団体の年鑑が出ました。
今年、表紙を担当させていただきました。
とても名誉なことだと思っています。
ここのコンペで金賞をいただいたのがきっかけで
いまこうしていろんなお仕事をいただけるようになりました。
代表の森さんには、引き立てていただいて
今回も表紙に抜擢いただき、
ほんとうに感謝感謝です。

引き立てていただいた方や、信頼してお仕事を出してくださるみなさんのためにも
がんばっていい絵を描いて行きたいと思っています。


これは、きのう取引先からの返事待ちの時間に描いたオリジナル作品です。
初心に返って大好きな題材「少年」を描きました。

絵に関しては、仕事であり、真剣であり、甘えがない世界だからか、
真摯に向き合い、努力もするし、
初心に返ることも、感謝の気持ちをもつことも
できるんですけどね。