山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

橋下知事の放言

2008年10月19日 20時51分57秒 | Weblog
 わが橋下知事、発言がその場その場で明らかに変わる。学力調査の成績公表問題での彼の発言はその場をとりつくろう発言に終始している。本人でない私が、あれ?おかしい!こないだいったことと論理的にずれてるじゃないか!と思う。本人ならば、当然、わかっているはずだが?どうも分かっていないのかもしれない。というのは、知事選挙の候補者討論会で、彼の発言が他から批判されて、終わりのほうでは初めにいったこととは別のことを平気で言っていたというのだから。そういう信じられない現象を、市町村の成績を公表したことにかかわる一連の発言で確認することができた。今、新聞で見た発言を並べて確認する余裕がないので、感想的な指摘にとどめる。
 とにかく、知事という、大阪の最高権力者が前に言ったことと明らかに矛盾することを平気で言うということが放置されるなら、由々しき事態だ。しかも、自覚していないならば、放置できない。
 報道された範囲で、彼の発言にふれてきた大阪府民として感じるのは、ああいえばこういう、その場その場でとりつくろう、批判されたらむきになって前後の脈略なしに抗弁する、こういう言論スタイルだということは確認できた。それは、光市の事件で、テレビで相手の弁護団を懲戒にかけようとあおって、そのあと懲戒請求した何千と言う人が請求を申し立てた当該弁護士会から請求の根拠を提出することなどを求められて、えらいめんどくさいやないか、気に入らんから申し立てたのに、それを証明することを求められて動揺と不安が出たのに対して、いやいや、「ばか弁護士会などの求めは無視したらいい」と、まったく弁護士としては無責任極まりないことを自身のHPで書き散らしていたことを思い出す。懲戒請求は弁護士の資格を奪うことも含む行為、人を警察に告発すると同等の行為だから、その非行事実を示さなければならないのは当たり前だ。だが、彼はそのことを弁護士として当然知っていながら、口車に乗って請求したひとをあざむいた。
 橋下知事・弁護士の発言には注意をはらって(気分悪いが)、告発しなければならない。
コメント (1)
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