山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

何%ないのかな、それはそうと大阪府政

2008年10月07日 00時34分58秒 | Weblog
 中山大臣の引退はいささかびっくり。事実の提示には意に介さない強気の超右翼的・差別発言にもかかわらず、いともあっさり身を引いた。やはり、支援者の離反はこたえたのだろう。事務所の電話は鳴りっぱなしで、とくに若い人から応援の声がつづいたとテレビでいっていたが、全国のネット右翼から頑張れと声援を受けたのだろう。だが、肝心の地元の人々から愛想をつかされたのだ。
 東は、声をかけられたらすぐその気になったが、支持者からのブーイングで具合がわるくなってきた。「どげんかせんといかん」といっていたが、どげんかせんといかん原因をつくったのが、直近では、小泉構造改革の三位一体改革=地方交付税交付金の削減で地方が疲弊したのだ。現状をつくった犯人を助けようとむずむずがまんならないという神経は、どういう神経だろうか。「どげんかせんといかん」というのは、じつは本質をかくす煙幕にすぎなかった。
 ところで、橋下さん。2万%ないといってもあるんだから、「ありえない」というのは、?、どの程度なのか。でも頼みの東が出ないほうに動きつつあるから、自分からは動けない。自民党が、通りそうもないところの候補を金で降ろして、そこに橋下さんに頼み込めばムズムズしてくると思うけど、どうでしょうか。
 何で、こんな人が支持されるのと思うのは当然。でも、一定数の人が、親しみを感じるとか、よく知っている(テレビでこちらが一方的に知っている、しかも仮面の姿を)から投票するのだ。タレント候補の選挙、テレビ選挙の傾向が強くなればなるほど、こういう問題があらわになる。
 しかし、政治的選択は政策によらなければ、本質を誤る。二大政党論も政策選択は2の次だ。あとはテレビの独壇場となる。これが最悪。橋下府政の半年もテレビ政治だ。声をあげる良識はかき消される。
 でも、府政に関してこの半年、苦しかったが、その良識が少しずつ世論を形成しつつある。自民党もここに気づかないと大変なことになる
コメント (1)
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