午後からの陽気は清々しい気分に。
こんな時は、身体を動かすべし。
「いい夫婦」?の健康策は・・・「動くこと」
じゃ、ウオーキングに出かけよう!
と、言う訳で、現在工事中の農道を、工事の変化を確かめながら
また、置き去りにされた畑や、農地の跡の、花や樹の秋を探しに。
いやぁ~、あるある。 いい景色が、もったいない。
僅かに、残された畑へ、通う持ち主だけが鑑賞するのみ。
花が、樹が、可愛そう。
樹に絡まった、蔦の葉の秋です。
分かります?
樹の昇っていく・・・蔦の凄さです。
樹の下から、獰猛な蔦の蔓が枝を巻いて、上へ、上へ。
手入れが出来なくなると・・・こんな風景に。
道の傍の「芒(すすき)」 信じられないほどに伸びています。
その背丈は、3m以上にも。
秋の空は突き抜け、澄み切っています。
その空に向かって・・・風になびく芒は、柔らかな毛筆のように。
風に靡き、陽に当たって、黄金(こがね)色が一幅の絵にも似たり。
さらに歩くと、畑の縁取りにしたのか、「皇帝ダリヤ」が圧倒的迫力で
今、満開を謳っていました。
これは、見事な姿です・・・・もったいないなぁ。
庭に植え替えたいぐらいです。(これを見た瞬間、来年植えてみようと)
後ろの大きな樹と同じくらいの高さまで、天に伸びているのですよ。
そして、花の直径は・・・まるで 踊り子の舞う、羽根の扇子のような
大ぶりの花が、やけっぱちのように香りを振り撒き、花弁を揺らしていました。
きっと昔はここに人が住んでいた・・・、と、分かる空き地に。
聳え立つ。。、1本の「銀杏の樹」
今、最後の秋の自分の姿を、これでもか、と誇っているかのように。
遠くからも、この1本。 際だって見えます。
今迄、気にも留めなかった風景が、目に飛び込んできた。
人間は、ただ無意識でいるときは、目に入らないものが多いのだと。
こうして、「探す」という行動で、新しい発見ができ、意外な楽しみを見つけた。
運動と感動の「得」を獲得した今日の散歩でした。
秋も、もうすぐ去っていく。
冬の姿はどんな寂しく、暗い景色になるのだろうと・・・・。