今朝の「朝日新聞」1面に 大きく
「読解力」続落 日本15位
同じく朝日の「天声人語」でも
この問題を取り上げている。
うむ、うむ~記事にも
~コンピューターを使いネット上の多様な文章を読み解く力や、
根拠を示して考えをまとめる・・・そんな設問形式が弱い。
思考力や表現力が伸び悩んでいる~
人語でも、知恵を出して事態を突破する力が求められています。
と、調査を担当の熱のこもった口調・・・と。
同感ですねぇ。
いや、この私のことです。
地域の福祉活動や、老人会、サロンなどで講演を依頼されて
今年も月1程度の話をさせて頂きましたが、 世の中の動きを察知し
また、高齢者の「今」「これから」をどのように対処していけばいいのか?
「旅」の話、 「1枚の絵の楽しみ方」 「戦国時代の女たち」
高齢者の「今」を考える などなど
そんなテーマを選び、話をする場合、
「ネット」の利用、 関係する「本」 図書館通い などで
情報を漁って・・・
自分なりにあれこれと筋立てをまとめるのに知恵を絞っていますが
これがなかなか大変な作業です。

こうして「検索」はしていますが~話の展開をまず考えながら
どの情報を利用するか・・・ここがポイントに。
本だって、全ページ読んで、そう、自分流に使いたいと思う「行」は
1冊の中で 「数行」の場合だって
事足りなければ、ほかに もっと、もっと と。
欲を出せば、違った角度からの情報を と、また重ねることに。
例えば、「1枚の絵を楽しむ」 というテーマであれば・・・
画家のこと、その時代背景、歴史の展開、画家との交友関係
恋や愛の話も またその画家の人生感・・・
面白く、その画家の1枚・・・いくらの価値が~ なんて
広げればきりがない~ だからこそ 「情報を読み取って」
「咀嚼し」「理解できるよう平易に「まとめる」

正確無比、硬いばかりじゃ 聴く方も理解できない? かも
面白くもない、 でも、こちらは伝えたい・・・
話す言葉、ジェスチャーを交え、機器も使い、また、紙芝居にしたり
直接鉛筆を持って実際に作業をしていただいたり と。
「間」の工夫が必要です。
所謂、「飽きさせない」も、講演ではある意味必須条件です。
今朝のニュースを読みながら、「学ぶ」とは何なのか。
まさに、このことを感じました。
ご指摘のように、ネット以上の情報は数限りなくありますが、その中から
どれを、どう活用するかは、私の裁量ですから、正解なのか、不正解なのか
いや、どちらでもない・・・言ってみれば、「聴き手」に誤った情報を
提供しているかもしれない???
特に、歴史に関わる事象については、本当のところ
いつも「これだ」っと言う事実 難しいんです。

はっきりとした事実も当然ありますし、
歴史には「勝者の歴史」と「敗者の歴史」があります。
いつの世も、「勝者」が事実を
ある意味「ゆがめて」でも残します。
勉強不足の私は、「逃げていますね~」
今から、数百年も前のことですから・・・歴史学者も 数説唱えています
この件については 判然としないことも ありましてねぇ~。
「すいません」ってね。
でも、できる限り、時間をかけて知り得ることは、お伝えしていますよ。
これも、講演のお願いがあってのこと。
だから、「チコちゃんんに怒られないように」
ネットを検索し、多くの本を読み、図書館に行き、資料を探し
「ボーッ としてはおりません」
本当に「おかげさま」なんです。
頂いた時間を 「短かい時間」だったと感じさせる。
そんなプチ努力を これからも続けていきたいと
心地よい「緊張感」が ないと駄目ですねぇ~
今朝の記事にまた刺激を受けました。