オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

27番札所「神峯寺」へ

2020-01-18 | 弁当

1/18(土) 田舎暮らしを始めて随分たったような気がするが・・・、カレンダーを見て未だ十日しか経っていないことに気付いた。

老と従姉の三人での夕食が六時半に済み、洗い物を済ませてから鯖と小鯵の開きを作り、やり残した掃除のつづきで電動ブラシを廊下に掛ける。コーヒーを淹れて部屋に籠った時は九時になっていた。

昨日とは打って変わり朝からいい天気になった。朝風呂に入る前に朝食の準備を整え、老の出現を待った。朝食を摂りながら部屋掃除をする気分になった。洗濯機を回してから掃除に取り掛かった次第。六部屋に掃除機をかけ、洗濯物を干すと外出の時間になった。

13時、病院に行く従姉と老を乗せて隣町へ。従妹を病院で下ろし、室戸岬方面に在る道の駅「キラメッセ室戸」までドライブがてらに行くことになった。

当初の予定は我が町にある八十八カ所巡礼寺で27番札所となる「神峯寺」(こうのみね)に老を案内すると話していたが。上天気につられて遠出する気分になった次第。三十分ほどの道のりである。

キラメッセ室戸には野菜や季節の果物が並び、種類や量は少ないながら漁師さんが持ち込む魚も並ぶ。今の時期の果物は柑橘で、数種があったがメインはポンカンであった。狭い魚売り場にゴマ鯖と鯵、ネイリが残っていた。

鯖が美味そうだったので一本と、小鯵を贖った。鯖は330円、小鯵九匹は150円であった。老は鯖の塩焼きが好きなのだが、今日は開きにしろと我儘を云う。小鯵の方ははなっから開きにするつもりでいたのだが・・・。

小春日のような陽光の中、車を走らせて当初の目的地「神峯寺」に着いたとき、町内一斉に流れるラジオ体操が始まった。海岸線の国道から山上に在るこの寺まで歩くと一時間は要するだろう。寺の駐車場から山門まで坂道を200mほどか。山門から寺の納経所までも同じくらいか。そこから本堂まで急な階段を上がる。

        

           

老は山門の段階で汗を垂らし「きっ~い」と泣き言を。更に本堂までの階段を見ると「えっ!行くの?」と嘆いたのである。ほんまに体力なくなってるぜ!。それでも、文句垂れながらも上がった本堂、大師堂では真剣にお祈りをしていた。ピンコロ(ぴんぴんころり)の願掛けでもしたか?。

         

青空の下、傾きかけた太陽が海原を黄金色に染めて輝いていた。この景色を見るだけも価値があるが、私にとっては、子供の頃の長患いで願掛けをしてご利益を頂いたと刷り込まれている。格別な思いで、この寺に詣でている。

        

帰宅すると、我が山里は陽が陰り夕の気配に満ちていた。さあ~夕食の準備・・・・・。だが、先ずはキラメッセで買った花を活けなくちゃ、備前焼の大ぶりの花瓶を探すも?程よい花瓶を探すのに手間取った。

今夜も三人で食事。野菜鍋に雑炊、豚バラとチンゲン菜炒め、軽い摘み程度の品と軽めであった。

 

明日は伯母と従弟の法事があり、亡父の実家がある山里に行く。久しぶりである。

 

 

 

 

 

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