オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

帰京~旅行~帰郷

2023-04-14 | 弁当

4/13(木)八日に帰京してから東京経由で沖縄・西表島へと短い旅行。そして、東京に戻り今日、黄砂の舞う空を帰郷した。

                   

東京での滞在は短く、友人知人がいる人形町の酒場巡りは一夜だけにし、習慣である家族の弁当を作っただけで西表島に旅立った。

               

西表島への旅は盟友としかいいようのない、津川&花岡さんからのお誘いによる。どうやら、津川さんからの今生の別れとも云うべき旅への誘いであったと、旅のすがらに判明した。

羽田~石垣空港~石垣離島港~西表島大原港、そしてホテル迎えのバスで約一時間後に月ヶ浜に面した星野リゾート西表島ホテルに着いた。羽田空港を11:25に発ち、着いたのは18:40頃であったか。

               

幸いにも天候に恵まれ、ホテルスタッフの対応もビュッフェスタイルの食事もよく行き届いた快適なホテルであった。三泊四日の滞在中、食事以外で行動を共にしたのは蛍を見に行くイベントに参加した時だけで、各自気儘に過ごした。

カラスが遊びに来るベランダの長椅子に寝転んで読書に居眠り、綺麗な砂浜の散歩、夕食前のひと時浜辺に椅子を並べてワイン片手に夕日を眺めたり・・・。あっという間に三泊が過ぎた。

            

唯一の遠出とも云えるのは、ホテルのレンタルチャリで出かけた浦内川(沖縄県最大の川とか)遊覧&滝を見る山歩きと、それからの周辺走行だった。

            

蛍を見に行くイベントでは日暮れ前にホテルを出発、夕闇迫る中を案内されてグループで山道を十五分程歩いた。水辺と思っていたら、山の端に三々五々と光っていた。八重山姫蛍と云う陸生の小さな蛍とのことである。餌はカタツムリだそうだ。

蛍の小さな輝きを見て過ぎったのは映画「ホタル」と、先の大戦での沖縄の惨禍、数多の戦死者のことだった。映画のホタルは簡潔に云うと、特攻隊として散華した半島出身の士官の御霊が季節違いのホタルとなって現れる。そんな内容であったので、数多のホタルの輝きに沖縄戦で散華した数多の御霊と重なったのだ。

幸いにも西表島は戦禍に合わなかったと、帰りにガイドさんから聞いた。

ホテルを発つ朝、バスが出る前の束の間、浜辺に出て海に名残を告げた、津川さんの後ろ姿が何故か「老人と海」を彷彿させた。チェックアウトをフロントに告げると、支払いが済んでいた・・・。手配をした花岡さんに訊くと、予約時に振り込むシステムとかで津川さんからの気持ちだとのこと。

                  

大原港から出る船で小浜島に向かう二人を先に見送り、この日は石垣島に向かう船がすぐ近くの港、上原港から出ると云うので、これに乗船する私は二人と別れて出ることになった次第である。

南の島の風は、昔に行ったことがある二月のハワイの風と同じように感じた・・・。ハワイより砂浜も海も美しく思う。

 

 

 

 

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