オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

巻きずし

2018-02-19 | Weblog

2/19(月) 土曜日の料理教室のテーマは「巻きずし」であった。巻簾の使い方が下手だし、節分の太巻きのことが脳裏にあった。本来であれば一月に開かれる予定が、諸般の事情で見送りになったので、今月にお願いした次第。

何事にも生真面目な小生は、教室に出掛ける昼、自宅で巻きずしを作った。相変わらず巻き方がぎこちなかったが、なんとか形になった。急拵えであったので、具は胡瓜・干ぴょうに納豆と卵焼だがこれは自分で焼いた。

米飯に柚子酢を少し入れたので、土佐風の寿司めしである。出掛け前なので時間を気にしながらであったが、それなりに出来上がった。味の方は中々であったと、自画自賛だ。

                        

さて、本番の先生宅での出来栄えは?如何に!。今回はIMAEの兄ちゃんが不参加で、七名であった。酢飯も材料も粗方先生の方で準備をされていた。具の卵焼きだけは自分たちで焼くことになったが、毎日のように卵焼きを作る小生はこれをパスして見学に廻った。

太巻きとカリフォルニヤロールを作ることになっていたが、ご飯が表になるロールは初めてであった。先生のお手本を見ながら巻いたが、それなりに整ったか?。

                            

巻物の後は「マイワシ」を指先で開いて、叩きにして味噌、生姜、ネギの微塵切りで捏ねたイワシボールにした。これは鍋になった。残りの半分は半身で唐揚げになったが、これは先生と助手のJHINNOさんがやってくれた

                    

粗方のことを先生とJINNOさんがやってくれるので、料理教室と銘うちながら試食とお酒の教室のような塩梅である。この日も、二時間の教室に対し、ふりかえりと称する御試食会は、二時間半以上であった。

                             

料理を習いに行ってるのか、世間話とご飲食の会なのか?だが、それはそれでよしか?。所詮オヤジ達の遊びの一環だと思えば・・・・・。

然し、帰りの時間帯は寒かったねぇ~。

 

そして日曜日、なんと「奈加野」のオヤジの誕生日だと云うことで、夕方からお祝いの一杯をやることになってしまった。金曜日、愛媛から上京したカッチャン達と奈加野で一杯やったおりに、店で働いているMATUSHITAから誘われてしまったのだ。

誘われて嫌を云う俺じゃない、ましてや郷里の同じ町の先輩の誕生日となれば尚更だが・・・・。ながら、ちょぅとやな予感がしたさ。後で判明するが・・・・。

夕方の渋谷に着いてオヤジに電話を入れた。『オメデトウさん、処で何か食べたいものあるの?』と。

「ないよ、何でもいいよ。お好み焼でもいいし、焼き肉でもいいし。足が痛いので歩きたくないから、裏にある焼肉にしよう」との返事であった。

それじゃ迎えに行くよと、奈加野の前で住いにしているビルの上から降りてくるのを迎えた。ヨタヨタと今にも倒れそうに歩んできた姿が痛々しい・・・・。酒飲んで好きなことやって生きてきた結果なんだろうから、同情はしても支えはしない・・・・。

とは思いながら、これまで散々遊んでもらい、ボートレースの趣味まで持たせてくれた先輩だからねぇ~。一緒に行ったタイ・ハワイ・青島の旅、八九三や桜田門の付き合い方、ヤクルト戦のチケット手配、ベッタラ市で使ってる焼台・寸胴鍋にバット、築地市場の仲買店のあれこれ・・・・。

こうして指を折っただけでも十指に余る世話?になっているか。余り冷たい仕打ちも出来ネェってことかと思いなして『大丈夫なの?』と声を掛けた次第。

買い物をしてくるMATUSHITAとは、店に入ってから電話をすると打ち合わせてあった。裏の店まで100メートルもないが、背を屈め足を引きずるように歩む。これじゃ外に出たくないの頷ける。数年前に、右膝が急に痛んで歩けなくなった自分のことを思い出した。

平城苑と云う、二三度オヤジと行ったことのある焼肉店に入り、マツに電話をした。来るのはマツの相方のオネェちゃんだけだろうがと思いつつ・・・、一応席のこともあるので確認した。

すると、「ジュンチャンの友達が三人一緒に来ると思います」との返事だ。なんなんだ、オヤジの誕生日に知らないのが来るのか?そんな思いが湧いたが、俺もマツから呼ばれた側だからな・・・・。

オヤジに人数など告げると、同様に怪訝な顔をしたが・・・・。

二人で先にビールを飲みながら雑談、とは言ってもマツが三月で辞めてジュンチャンの在所、喜多方に移住するのでそのことなどであったが。

マッが来て、間もなくして相方のジュンチャンと、そのお友達の同級生三人組も到着した。喜多方の中・高の同級生で在京のお友達とのことだった。四人で日帰りバス旅行だったそうだ。

訊けば二人は子持ちだと云うじゃないか、『それじゃ早く帰ってやれよ、旦那と子供が待ってるよ』と言ってみたが「今日はいんです」と、ビールにワインと、ぐいぐい飲んだ。

                       

三人とも店に来たことがあるらしく、オヤジはその時の話などし、ご機嫌がいい・・・・。姉さんたちに祝ってもらい宜しきかなご機嫌!であった。

                         

 

問題はこれからさ・・・・・、勘定どうすんだ。この店、旨いんだけど、値段もいいんだ。

マツから声が掛かった時は「支払いは私が・・・」と云いやがったが、彼にさす分けにもイカンザキだ。オヤジのお祝いだし・・・・、貧乏OYAJIがカード切るしかねえって次第さ。あの時のやな予感が的中だった。

 

そんな朝が明けたが、七時頃まで寝てしまった。夢見もよかろうはずがない朝だった。

弁当だが、今朝は家人用の一つでよかったのが幸いした。ご飯は昨夜の残りで足りる。菜の方は手抜き手抜き・・・と。

冷凍のシューマイを温め、冷凍の鯖文化干しを焼き、イカと椎茸・エノキをソテー、明太子に板カマを数切れ、最後に卵焼きを美しく仕上てお仕舞だ。

                        

手抜きながらも、なにげに上手くまとまっているように思えるが・・・・・。

                          

 

 

 

コメント
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