オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

茗荷

2013-10-02 | Weblog

10/2(水) 昨日今日と雨がつづく、小雨から粉糠雨は昨日、今朝は少し雨音が大きい。雨の音を聴きながら目覚めた。と云うことは、眠りから醒めつつ目覚めの時を迎えたと云うことになろうか・・・。

月・火曜の朝は、連続して整形外科に直出となった。少しは良くなってきたが、依然右膝の痛みと張りが解消しないのだ。膝の関節辺りが壊死しているとのことなので快復には時間を要しそうだ。

今月から弁当を止めてジム通いを再開だ!などと宣言していたが、どうにも自信がない。膝の所為なのだが、面倒な気分も相半ばする。今年の諸々の予定が、背中の瘤の摘出や膝のことなどで2~3ヶ月遅れとなっている。

残された時間が少ない吾にとっては、大きなロスタイムだ。サッカーじゃないんだから、ロスタイム分を延長はしてくれねだろうよ。神様だって!

話を戻すが、蒲団の中で雨音を聴きながら昨日届いた「茗荷」のことを思い出していた。それに茄子も入っていた。

連想ゲームじゃないが(連想ゲームなんてワードが出てくるのは年寄りぐらいか、昔にNHKで放映された番組だ)、茗荷と茄子とくれば味噌炒め、これに味噌汁が定番、大好きなのだ。

味噌汁は弁当の菜としては無理があるので、味噌炒めで弁当を作ることを思い立った。三つ子の魂百まで、じゃないが呆けオヤジの魂は弁当の塊でできているようだ。

昨日届いた茗荷には思い入れがあるんだよ・・・。こいつは、帰省する度に草刈や焚火をして遊ぶ、畑の縁に生えているやつなのだ。九月中旬ごろに採れる秋茗荷で、山のように採れる。

つい十日ほど前の彼岸に帰省し、一日を畑で過ごした。例年なら芽を出している茗荷の姿は一つとして見当たらなかった。殆ど雨が降らない夏、猛暑の夏だった所為か遅れに遅れていたのだ。

従姉や姪に「茗荷まだだよ、来週辺りからかな?」と伝えてあった。その従姉が、一昨日畑を覗きバケツ一杯収穫してきたと連絡を貰った。それを他の野菜と一緒に送ってくれたのだ。

これが、中々見事な茗荷なんだよ。形、色合い、香りと三拍子揃った上物。と私は思っている。これが食卓に上ると、秋の訪れをを実感する。

食材良しとばかりに弁当作りとなった。昨夜家人が使う予定だった豚バラ肉が、冷蔵庫で眠っていたのでこれも使う。後は野菜と卵が食材。

飯を炊き、野菜の下拵えをする。煮物はオクラとシシトウ、これに蒟蒻と油揚げの半切れが加わった和風味。小松菜は、ゴマとごま油で軽くソテー。塩麹と酒に漬けた豚バラ炒めにタマネギと舞茸炒めを添える。

                       

   同じような写真を入れたが、先週の取材でカメラマンの杉田曰く「料理は逆光で撮るとコントラストが良い」と。参考にしたのだが?

メインの茗荷と茄子の味噌炒めにも、少々の豚肉を刻んで入れる。赤ピーマン・青ピーマンを一つづつ入り彩を添える。砂糖と醤油、味噌で炒めて完成である。

                             

最後に刻み分葱が入った卵焼きで完成となった。

                              

今月から飯の量を減らして減量作戦が始まるはずであった。朝はご飯を軽めに食す、かスムージ-で済ませ、昼は抜く。夜は早めに酒の摘みを軽く腹に入れてお仕舞の計画。処が、初日の昨日から計画が狂った。

朝飯を軽くは予定どうりにスタートした。医者に寄って会社に向かう途中、友人のOKAZAKI氏から電話が入った。「人形町に行くので、昼を一緒に食べようよ。例のトンカツがいいな」とノタマウ。

『勘弁してくれよ、せめて蕎麦屋にしてくれ』と願い、隣の高松に行くことで勘弁してもらった。O氏は、カッドンセットを旨そうに喰ったが、私は鴨せいろにした。これでも喰い過ぎだぜ!。とまあ、人に会うことも多いので、事は思い道理に進まない・・・。

 

夜、思い立って「奈加野」の店主に電話した。暫くご無沙汰だが、某公共放送系の出版社の方が店に出入りしているのではと思った次第だ。ことの次第を伝えると「今、社長が来てるよ。紹介してやるから早く来い」と、なった。

手を付け始めた原稿が中途半端なままだが、渋谷へと急いだ。先々週、ペシャワール会の「中村 哲」先生を取材した。その際、先生の著作が月末にその某社から出る。これを読むと全体像が分かる、との示唆を得ていたのだ。

然し、月末出版では原稿締切に間に合わないのだ。そこで、なんとか事前に入手できないかと思案をしていた次第。

店に着いて暫くカウンターでビールなんぞを飲んで待った。店主が奨める摘み(大体値が張るものだ)を、致し方なしとオーダーもした。

そうこうするうちに、目指す方が座敷から出てきた。店主が「これは私の後輩で・・・云々」と紹介をしてくれた。本のチラシを手に挨拶をし、用件をお願いした。私がサラリーマンをしていた時代の、同じ社の何人かの名前が出た・・・。

『わかりました、刷見本が上がりましたら送らせてもらいます』と、力強い応えを頂いた。
何時になるのか気になる処だが、後は神仏に願うしかないだろう・・・。上手く入手できれば、ライターのHIROさんが喜ぶが。

店主が飯喰いに行こうよ、焼き肉にしようぜ。と、しつこく、煩く誘うが、『こんなに遅くに喰っちゃ体に悪い、膝が痛いからやだ』と逃げた。本来なら、紹介の労を願ったわけだし、焼き肉だろうが河豚だろうが馳走したい処だ。

然しなあ~、減量作戦初日から、昼、夜と誓いを破っちゃいかんだろう?心を鬼にして吾の方針を貫いたと云うことだ。後日、埋め合わせはできよう・・・。

 

 

コメント
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