オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

村松清子さん

2013-04-09 | Weblog

4/9日(火) 先ほど「村松清子さん」の取材立ち合いを終えて帰社した。13時半から15時半過ぎまで、予定の時間をオーバーして話を聴かせて頂いた。インタビューするのはHIROさんである。その合間を縫って、私は勝手に尋ねたいことを訊く。HIROさんの、邪魔をしているような感は多分にある。

なるべく取材に立ち合うようにしている、自分の目で耳で確認をしておきたい。そうでなければ原稿のチェックというか、確認ができない。現場で聞くニュアンスや空気感が大事。これがないと記事になった際の、或いは記事になる前に生じるかもしれないことへの対応が生半可となる。

一番生じてほしくないが、担当するライターに不測の事態が生じることが発生するかもしれない。同じテーマで再インタビューはできない、原稿に穴を開けることは許されない。最悪は自分が書くしかない、例え不十分であっても、代役を果たさねばならないこともあろう。そんなことも踏まえてはいるが、最大の理由は森羅万象への興味が、関心が強いのだろう。ようは、野次馬根性か。

村松さんは、「在宅看護・訪問看護」分野の先駆者である。看護師として病院の患者(利用者)と向き合う中で、在宅看護・看とりの必要を実感し、病院勤務を続けながら、ボランティアで在宅看護を行ってきた。ボランティアでの限度、介護する家族・利用者と、看護を提供する看護師の限界・困難さから訪問看護を事業としてスタートさせた。

その活動は現在の介護事業や、在宅支援活動の基礎となった、と理解している。困難と苦難の道のりであったろうが、そんなことを感じさせない。明るく突き抜けた方であった。その活動への評価は、顕著な功績を挙げた看護師に授与される国際的な「フローレンス・「ナイチンゲール記章」の受賞と繋がっている。

自分の道を突き進む方、やり抜けてきた方は、どなたも村松さんのような雰囲気と表情をされていた。肩に力が入らない、とても素敵な雰囲気を醸し出しているのだ。

 

取材の後、HIROさんと近場の居酒屋に入った。先ほどまでの時間を辿りながら、問い直しながら反芻し、原稿の切り口を勝手に並べる。取材後の二人だけでの何時もの営み、儀式であった。情報誌の発行は、7月の初旬。愉しみにしてほしい。されど、これからのひと月あまり、紬・重ね、削りと、HIROさんの呻吟・苦吟がつづく・・・。

 

 

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風と風邪

2013-04-09 | Weblog

4/9日(火) 金曜日の夜から、風邪の症状が顕著となった。大荒れの予想の土曜日は、13時から都内某所のKさん宅に、十数名が集まっての花見会と称する飲み会。末っ子が、バレーボール部に所属した当時の親の集まりであった。入学してからは十数年、卒業から6年となるが年に一二度集い近況などを肴に一杯やる。

日曜日の夕方は、HIROさんが学大に来て、取材のための事前学習と云うところ。家人から、今度取材をする業界の話をヒヤリングするのが目的であったが、果たして役に立ったのか?その後、渋谷に出て、バンコクから来ている旧友NOGUCHI君を囲んでの懇談。郷里の高校の同級生、KIMURA、kATOUの両氏と一緒に安酒場で一献。鼻水を垂らし、咳をしながらの二日間であった。

月曜日の昨日は、何年ぶりかで病院へ。11時からの予約だったので、風邪の症状が軽くなったこともあり、一時間弱を途中の駅まで歩いた。向かった病院は、懐かしき「関東逓信病院」(現NTT東日本病院)である。

二・三年前から背中に瘤ができていたが、だんだんと成長してきた。致し方なし、これを切除した方がいいだろうと、診察を受けた次第。案の上、切ることとなったが、手術は一月先の5月8日とのこと。一時間ほどで終わるとのこと、入院が出来なくて残念である。高い医療保険費を払い続けて来たので、この際に少しは回収をしたかったのだが。コストの回収は次の機会に譲ろう・・・。

病院には知人の看護師が居る、家人の学友であり、旧知の間柄。折角病院に行くので、顔を見れたらと思っていた。彼女(Sさんと云う)は数年前に癌を患っており、その後の様子が気掛かりであった。

念ずれば通ず、何と診察を受けている最中にドアの向こうから彼女の声が聞こえた。診察中、声を掛ける訳にもいかない・・・処が、裏で予約表を見たのであろう、ドアが開き「・・どうしたのよ?」と診察中の私に声を掛けて来たのであった。医師が、Sさんのお知り合いでしたか、と場が和んだ。

診察後、Sさんと立ち話をした。体調は変わらずとのこと、一先ずは元気にやっているようで安心した。

ここ暫く、風邪の症状なのか花粉症にでもなったのかと思うような咳や痰、鼻グズグズの状況が続く。この季節の変わり目というのは、どうもいけない。爽やかに酒を飲みたいものだ。体調や天候が優れなくても、植物は満艦飾の季節となった。年末近く、遅い時期になって植えたチューリップも満開となった。

                          

昨日、情報誌の取材日程が決まった。タイトなスケジュールなのだが、取材者の予定が最優先。何とか調整ができ、今月中に取材を終えことができる。今日は、訪問看護の開拓者ともいえる「村松清子」さんを午後に訪ねる。ライターは相棒のHIROさん、どんな話が聴けるのか訊くのか・・・。

明日は山口県山陽小野田市で「わくわく庵」オーナの三井さん、翌日は兵庫県高砂市、金曜日は京都と西日本を巡ってくる。そんなことで、暫くBLOGも休みとなる・・・ごきげんよう。

 

 

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