先週末のNY株は強気筋のエンジンが全開し史上最高値に進んだ。
市場での雰囲気は強気が支配する。センチメント指数のVIX(恐怖)指数は11.77と1年振りの低水準。1ヵ月前の英国民投票で「離脱」が決まったときは40まで急騰し、先行きには不安感が増幅した。数値の大幅な低下は市場の楽観論を示す。
またFear&Greed(恐怖&貪欲)指数は先週には89まで上昇し1ヵ月前の57から急上昇した。楽観論が強くなり恐怖感の後退を示す。1ヵ月前と比べて市場心理は大きく好転した。投資家の目先のセンチメントは強気に転換した。
英国民投票の結果に大騒ぎしたときと異なり、投資家は自信を取り戻しセンチメントは正常化に向かう。
心理好転のひとつは米企業収益の回復の兆しが見えてきたことである。
ただVIX指数、Fear&Greed指数をみるかぎり相場は一休みの段階にはいることを暗示している。
東京市場にはNY株ほど環境好転は見られず、問題は第2四半期の企業収益に移る。円高の進展で経営者が先行きの見通しをどのように見るかが市場の関心事である。
市場の話題は東証の売買代金の売買代金の3分1を独り占めする任天堂(7974)に集中する。突如として出現した「ポケモンGo」人気が、任天堂の株価にどう影響を与えるかにある。これまでの理想買いから、人気が業績にどのような影響を与えるかの議論が始まる。
この種のイベント出現時にはさまざまなアナリストの見方が出るが、週末のウォールストリート・ジャーナル紙は「ポケモンGo」の1日当たり売上を100~600万ドル(1億1000万円~6億4000万円)と大きな幅のある見通し数値を出した。平均値は3億7500万円。任天堂にはこの内からいくら入るか?
週末の同紙は株価が「バブル」でないとみる。引き続き、今週も東京市場の最大の材料である。
市場での雰囲気は強気が支配する。センチメント指数のVIX(恐怖)指数は11.77と1年振りの低水準。1ヵ月前の英国民投票で「離脱」が決まったときは40まで急騰し、先行きには不安感が増幅した。数値の大幅な低下は市場の楽観論を示す。
またFear&Greed(恐怖&貪欲)指数は先週には89まで上昇し1ヵ月前の57から急上昇した。楽観論が強くなり恐怖感の後退を示す。1ヵ月前と比べて市場心理は大きく好転した。投資家の目先のセンチメントは強気に転換した。
英国民投票の結果に大騒ぎしたときと異なり、投資家は自信を取り戻しセンチメントは正常化に向かう。
心理好転のひとつは米企業収益の回復の兆しが見えてきたことである。
ただVIX指数、Fear&Greed指数をみるかぎり相場は一休みの段階にはいることを暗示している。
東京市場にはNY株ほど環境好転は見られず、問題は第2四半期の企業収益に移る。円高の進展で経営者が先行きの見通しをどのように見るかが市場の関心事である。
市場の話題は東証の売買代金の売買代金の3分1を独り占めする任天堂(7974)に集中する。突如として出現した「ポケモンGo」人気が、任天堂の株価にどう影響を与えるかにある。これまでの理想買いから、人気が業績にどのような影響を与えるかの議論が始まる。
この種のイベント出現時にはさまざまなアナリストの見方が出るが、週末のウォールストリート・ジャーナル紙は「ポケモンGo」の1日当たり売上を100~600万ドル(1億1000万円~6億4000万円)と大きな幅のある見通し数値を出した。平均値は3億7500万円。任天堂にはこの内からいくら入るか?
週末の同紙は株価が「バブル」でないとみる。引き続き、今週も東京市場の最大の材料である。