足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

儲けるには最短3年が必要

2018-05-29 03:10:28 | 投資戦略
ウォール街では5月相場も終幕に来た。相場の流れでは、いままでとはこれといつた変化がでてきているわけでない。
業業績は好調、景気の指標は満足いく数値が連日続いている。
あえてテーマーを探すとハイテク株がガ好調でナスダック指数を支えている。

5月初めにバークシア・ハザウェイの投資銘柄が明らかになった。バフェットの投資鼓動を詳しく見るには全貌をみなければならない。ここにSECに届けられた持ち株表がある。
具体的には20社を大きく超える銘柄数だがポートフォリオの中心である。

数年前にIBMに大量投資したが5月の持ち株の資料から全く削除された。一時は資産内容の豊かさ、大きな株主還元に引き付けられてトップグループの持ち株になったが、5月にはゼロになった。

バフェットの足跡を追いかけて気がついたことは新しく投資した株の不振には全く気にせず、3年後あたりから市場平均を大きく上回る銘柄が多い。どのようなルールがバフェットの頭の中にあるのかは分からないが、バフェットが投資した後銘柄の大半は3年目から株価の動きが様変わりになることが多い。
1~2先の株価の動向は読みづらいが、その後、市場平均を上回る銘柄になる株を発掘る術をもっているという。
バフェット独特の投資哲学が存在している。この「謎」がとけたら、投資運用のあり方が大きく変わっていくだろう。
多くの投資家はこの謎解きに取り組んでいる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 主役不在の相場展開 | トップ | 任天堂が動き出した »

コメントを投稿

投資戦略」カテゴリの最新記事