ウォール街はクリスマス・イブの取引は午後1時までで終了、クリスマスは休場。サンタクロースがやってきて多くの投資家には貴重なプレゼントを配って回った。
ウォール街ではイベントと相場の関係についての関心が高い。
この種の調査で定評のあるBespoke Investment Group調べによるとクリスマス明けの12月26日の株価はこれまで79%の確率で上昇している。過去のデータによると、イベント後の数値ではこの確率は最高。
やはりサンタクロースはプレゼントを多くの投資家に届けてきた。
東京市場は25日までが年内最終の受け渡しだ。節税対策で手持ち株の損失を出し、これまでの儲けから差し引くことを考える。ここ数日、悪材料がないのに売られる銘柄が散見される。このような季節的な要因が働いている。
ウォール街ではソフトバンクによる携帯電話のT-モバイル(TMUS)の買収計画が進んでいる。孫社長がウォール街でゴールドマン・サックスの首脳陣などを訪ね買収のための資金工作を進めている。成功すればAT&T,ベライゾンと並んで3大携帯電話企業になり、同じ立場で競争を進めることができる。3社が加入者1億人台で横並びになる。
通信革命が急ピッチで進むなか、一刻の猶予もできないという孫社長の決意が見える。
昨日のウォール街ではアップルによるソニー買収の話題が出ていた。
引き続き2014年もIT業界には新しいテーマが出てくることは確実だ。
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