任天堂(7974)の株価にようやく底入れ感が出て上昇トレンドに入ってきた。
9月18日にDS向けの新作ソフトの「ポケモン・ブラック」と「ポケモン・ホワイト」が出て株価の人気に弾みをつけた。新作ソフトの売り上げは、これまでのDSの新記録をつくっている。
最近は携帯電話などのゲームの人気化の押されぎみの任天堂であるが、ポケモンの新作で面目を一新した感じである。
追いかけて今週の29日には世界中のゲームフアンが注目する3DSが、同社が主催するカンファレンスで公開され、発売時期と価格が正式に公表される。
ゲーム業界に一種の革命をもたらせたDS,Wiiが人気のサイクルのピークを迎え業績が下降トレンドにはいり、株価は大きく下落してきた。
3DSの発売のスケジュールをめぐっては遅延説を出す証券会社のアナリストが出て株価は大きな波乱をしたが、今回の発表によって株価の方向性が決まるだろう。
日本では正式には公開されていない3DSであるが、今週のカンファレンスでは、具体的にどんなソフトが出るかも公表されるだろう。世界では同時発売の予定で、任天堂以外のサードパーティのソフトについても具体的なスケジュールが出る可能性がある。
今週は任天堂の株価の動きには注目したい。