足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ウォール街の本命が強い

2018-06-07 10:58:26 | 投資戦略
NY株は大幅な反騰、4月中旬以来の上昇率になった。
この日は相場の幅が急拡大したが、特にこれまで人気を一身に集めてきたハイテクから、物色の範囲が大きく拡大した。東京市場では金融株が人気銘柄の座から滑り落ちたが、NY市場では金融株が人気株のNo1。
相場の大黒柱である。バフェットのポートフォリオでは金融株が40%を占めるが、東京市場が世界の株式市場のなかでNY株と並ぶような存在になるには、金融株が往年の人気を取り戻すことが絶対条件である。
米国の代表的なバンカーといえばJPモルガンのジミー・ダイモン頭取で、ウォール街のご意見番である。アメリカの金融界を世界最強にするために、先ず自らと自行のステータスを世界一強靭なものにするために全力を上げる。
ウォーレン・バフェットがウェルズ・ファーゴの大株主になり、ダイモンを追いかけてらJPモルガンと並ぶ金融機関を目指す。

2月以来の東京市場をみていると、人気株の物色は業種より、業績の安定性が表面に出てきた。好ましい動きである。


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