来週はNY株の上昇に期待が持てそうだ。
「長期トレンドについては弱気だが、目先には強気だ。投資家の関心は連銀があと何回の利上げに踏み切るかにあるが、利上げの終着駅が明確になってくる。来週は住宅着工高が出るが多少の落ち込みで済む。市場は景気が過熱ではなく、穏健な上昇にあることを確認する」とケン・タワー(サイバー・トレーダー)がいう。
2月のNY株は方向感のない展開であった。見方によればどちらかの方向に離れてもよい状況だ。目先は地固めが終わり、上昇トレンドにはいる可能性がある。月末のラリーである。新築住宅と中古住宅の数字(1月)が月曜日と火曜日に発表になる。
しばらくウォール街の動きが東京市場にプラスになることがなかったが、先週はナスダックでのハイテクの反騰が新興市場にも好影響をもたらした。
今週はグーグルが本社にアナリストを集めて説明会を開くのも、世界のハイテク・フアンには関心事である。
東京市場も先週の底入れを確認する相場展開になる。出遅れた向きにも現在の株価水
準には十分にチャンスがある。