新型コロナウイルスの感染拡大

金曜日のNY株は中国での新型コロナウィルスの感染拡大で、今週中の安値で引けた。

一方、インテル、アメリカン・エクスプレスなどブルーチップの決算発表が相次ぎ、相場の下落に歯止めをかけた。

週末、中国では830症例の感染が確認され死者が26人に拡大した。また米国でもウイルスの感染が出た。しかし足元の好調な企業業績の好調が相場を支える役目を果たした。

これまでに発表されたS&P500の企業のうち65％が事前の予想を上回り、特にハイテクが事前の予想を上回るケースが増え市場の雰囲気を明るくした。

企業の収益率の改善が目立ち、増益組みの多い業種の数の数が目立つ。上昇が目立つのはアメリカン・エアーラインズ、バンク・オブ・アメリカ、ボーイング、インテル、アメリカン・エクスプレスで優良株が市場の雰囲気を明るくした。

10年国債の金利が昨年10月以来の低水準になった。米ドルの上昇も目立った。原油が下落、金相場の上昇が目を引いた。米国株の下落とは対照的にヨーロッパ株の上昇が目立った。